ノンベジミールス
Ponni rice
こんな感じで食べます。
チキンドライ
クートゥー、マトンカレー
サンバル、ラッサム
パヤサム、サンバル
King Fisher Strong

インド料理の名店 "ナンディニ"、"ヤジニ" で腕を振るったシェフ、マハリンガム(ニックネーム マハさん) が独立、インド最南端チェティナードに特化したインド料理店をオープンしました。 

たぶん、現在日本ではオンリーワンのチェティナード料理だと思います。

チェティナード料理とは聞き慣れない響きですが、要は南インド料理です。
インドの最南端、西側にケララ、東側にチェティナードという位置関係ですね。
交易が盛んに行われた当地ですが、交易のメインとなったのが塩とスパイスだったとか。
交易によって、インドにはないスパイスが持ち込まれたことで、チェティナード料理には独特なスパイス感をもたらしているとのことです。

細長く奥へ延びる店内は、L字型のカウンター、2人用カウンター、4名用カウンター、テーブル2卓。

◆ミールス (2,200円 税込)
・チキンカレーorマトンカレー
このミールスには鶏料理がひとしな付いているので、マトンカレーをチョイスしました。

・サンバル
インド料理の定番、野菜のスープカレーという印象のひとしな。
何より驚いたのはフレッシュのドラムスティックが使用されてる点、今はこれが手に入るのですね。(≧∀≦)

・ラッサム
インド定番のスープです。
タマリンドベースの酸味爽やかなスープです。

・クートゥ
要は豆をメインにしたカレーです。

・チキンドライ
ピリ辛の唐揚げ的なひとしなです。
何気に旨いですね。
そのままでも旨いですが、カレーと一緒に食べてもいいですね。

・アッパラム  
豆で作る煎餅です。
パパドと同じですが、地域によって言い方が変わります。
アッパラム(パパド)は、パリパリと粉々にして、カレーライスの上から散らし、食感のアクセントにします。
もちろん、そのままパリパリ食べてもokです。

・ポンニライス
Ponni rice(ポンニライス)は、南インドで栽培される中粒米です。
日本は米の輸入にかかる関税が超高いので、本来廉価なはずのインド米でも、日本では高級米となります。
当店では、「やっぱりポンニライスを使いたい」というオーナーの想いで、これを使用しています。
東京でPonni riceを使っているお店を、ぼくは知り得ません。

・パヤサム
インド版の麺とヨーグルトを使った甘みのあるデザートです。

・プーリーorチャパティ
プーリーは揚げパン、チャパティは小麦全粒粉を焼いてたインド版のパンです。

◆King Fisher Strong (550円 税込)
インドのビール会社最大手の一本。
近年、アフリカにてワイン醸造も手掛けてきます。

インド料理は、ターリーと呼ばれる金属の盆に、カトリと呼ばれ金属のカップに料理が盛られて供されます。このセットをミールスと称します。
本来、カトリはターリーの外側に出し、ターリーの上でライスにカレーをドバッとかけて、混ぜこぜして自由に食べるものです。
ぼくの場合、スープものは溢れ易いのでターリーの中に残していますけど。

さっぱりかつ、スパイシーな当店の料理、非常た食べ易く、美味でした。
また伺いたい一軒です。

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スリ マンガラム 経堂店
03-6413-9986
東京都世田谷区経堂2-3-9 1F