住宅ローンと聞いて、
あなたはどのようなイメージを
抱きますか?
「35年などの長期間縛られる・・・」
「一生に一度の買い物につきもの。
でも、荷が重い・・・」
どちらかというと、
そんなマイナスイメージを持つ方が
多いかもしれません。
そんな負担感を和らげようという意図も
含めて、最近増えてきたのが、
50年の住宅ローンです。
住宅ローンと言うと、主な商品では、
最長35年までというケースが多いです。
それをさらに15年伸ばします。
というのが、50年住宅ローンです。
この50年住宅ローン。
私個人的な意見としては、
短期的には助かるけれど、
長い目で見た時には、
ローンを組むあなたに
デメリットをもたらしかねない。
そのように感じています。
まず、そもそも50年住宅ローンを
組めるのは、現状であれば、
完済時に81歳以下ということが
条件になるので、おおよそ30歳くらい
までの若い方になります。
短期的なメリットという点で言うと、
毎月の返済金額が抑えられるという
ことです。
分かりやすいように金利はあえて同条件
にして考えてみます。
例えば、4,000万円を2%の金利で
35年借りた時と50年借りた時、
毎月の返済金額に、どのくらいの差が生じると
思いますか?(元利均等返済の場合)
答えは、約27,000円です。
35年の場合の毎月の返済額は「132,505円」
50年の場合の毎月の返済額は「105,516円」です。
成果主義の会社が増えつつあるとは言え、
20代後半~30歳前後の方の場合、
いわゆる年功賃金のような中で働かれている
方がまだ多いのではないか、と感じます。
その時に、27,000円毎月の支出が抑えられる
というのは、家計的に助かるのではないか、と
感じます。
もしかしたら、差額で浮いた金額分を、
イデコやNISAのような制度を利用して、
運用しながら将来に備える、という選択肢も
考えられるかもしれません。
と、このように選択肢が増えることは
良いことだと感じるのですが、
50年ローンを組むことのデメリットとしては、
「元金の減りが遅い」
「トータルで支払う利息が多くなる」
「完済が80歳など、遠い未来過ぎて、
イメージなどが描き切れない」
など、不確定要素、不透明要因が多いのでは
ないか、というのが、おすすめしにくい
私なりの理由です。
先程お伝えした、NISAのような制度を利用し、
15年、20年運用した時に、繰上返済にあてよう。
イデコを利用して将来に備えて、受け取れる
60歳以降になった時に、繰上返済にあてよう。
などという見通しを、計画をしっかりと描いた
上で、50年住宅ローンを選ぶのであれば、
まだありかもしれません。
無料メルマガはこちらから(解除自由です)
https://88auto.biz/keserasera/registp.php?pid=4
ただ、多くの方は、そこまで想い描き、考えられ
ないまま、例えばですが、不動産会社の方に、
毎月の返済額が少なくて済みますよ、などと
薦められるがままに、選択してしまいかねない、
というのが、私が懸念していることです。
今は負担が軽くて良いけれど、例えば10年後に
返済予定表に目を向けた時に、
「思ったよりも残債が残っている(減っていない)・・・」
のような想いに陥りかねない、という懸念と
言い換えても良いかもしれません。
これは、今回テーマにした50年住宅ローンに
限りませんが、今の負担がラク、という場合、
そのしわ寄せは、先々に何らかの形で影響を
及ぼしてくることになります。
最近増えつつある50年住宅ローン。
計画性を持って利用しようと考えられるので
あればありだとは思いますが、目先の負担感を
下げたい想いだけで選んでしまうと、
先々想い描いたのとは異なる未来につながりかねない。
そんなことを私は感じてしまうので、
利用を検討する際には、慎重に判断頂きたい、と
私は考えています。
ケセラセラ横浜
https://fpoffice-yokohama.com/
