僕は精神疾患があるため、特約付きの高額な保険商品を除いて、民間の生命保険や医療保険には加入できない。告知項目に引っかかるのだ。ほぼ慢性的に通院しているので、そこでアウト。また一般の市販薬ならともかく、医師による処方薬を飲み続けていることでもアウトなのだ。
勿論これは加入する際のハードルであり、加入してちゃんと保険料を払っていれば、入院や通院や処方薬で保険契約が解約されることはない。まぁ、当然ですよね、病気になったり事故に遭遇したときのための保険なんだから。保険金が支払わなければ、詐欺である。
さて、かんぽ生命の件だが、新聞によると「既存契約を解約して顧客に不利な新契約へ乗り換えさせるなど、かんぽ生命が不適切な販売を高齢の契約者らに繰り返した疑いがあるとわかった。」その背景には「保険販売は日本郵便の郵便局に委託され、手数料が支払われている。問題の背景にあるとみられるのは過度なノルマや新規契約重視の評価体系」らしい。
かんぽ生命の新規加入者の半数は60歳以上、らしく、サラリーマンが定年後に職域での民間のグループ保険から脱退してしまうので、その延長線にかんぽ生命に流れ込んでいる、というのが実態なんだろう。
そうなんだよ、少し前に僕もわざわざ郵便局に相談をしたばかりだったのだ。今年から規制が緩和されて、通院していても加入することができる可能性がある、というのだ。どうもこれはリップサービスのようで、確かに門前払いはしない代わりに、保険料が高額になる、というような趣旨だった。かんぽ生命の特徴は、掛け捨てではないところだ。投資のような保険ではないので、返戻額が確定している。これは知らなかったなー。
でも、こうなってくると公的保険つまり国民健康保険だけでもういいやって気がしてきた。癌とか先進医療までの特別な面倒は見てくれないけれど、保険診療で済むのなら3割負担だし、高額療養費制度によって100万円を超えるような重篤な疾病なら、かなりの額が返ってくる。最近騒がしい国民年金と同じで、制度自体は破綻しない。そして、税金が投入されているのだ。
こう考えていくと、無理に民間保険(僕が検討していたのは、共済とかんぽだったのだが)に加入して、数千円を支払って元が取れるのかってことだ。
もう暫くは、医療保険や三大疾病特約などのことは、わきに置いて考えてみようではないか。