京都は東山に在る祇園甲部歌舞練場内の八坂倶楽部に、2017年12月に開館した「フォーエバー現代美術館」 、そのプレオープン企画として開催された

 

 

草間彌生 My Soul Forever

へ行ってまいりました。

 

彌生の「彌」は「弥」の旧字。

向かいにある建仁寺パーキングに車を停め、今回は参拝せずに会場へ。

 

 

…?
 
 

どーん!!
 
 
でっかい南瓜がお出迎え。
フォトジェニックです。
 
 
 
 
 
擬態

以上全て「黄樹」という黄色いドットうねうねの作品ですが、入って直ぐにある撮影可能エリアの第1展示室に展示されております。
 
 
美しいお庭。
フォトジェニックです。
 
あと、撮影可能エリアというか作品は、二階第4展示室内の立体物

 
「私の魂を乗せてゆくボート」っていう、にょろにょろ集合体です。
あ、他の造形物も撮影可やったかな?忘れた。
 
 

 

館内ミュージアムショップで購入した限定クリアファイル2点。

ぶつぶつとうねうねです。

他にも、あれとかこれとか買いました。

 

しかしまあ何ですなぁ~(仁鶴師匠?)、毎度言ってますが、目の前に作品の現物が有るってのがホント感慨深いですね。

ハナから興味なけりゃあアレですが、少しでも興味あるものは、入館料高い~!とか言わずになるべく行く様にしてます。

後で後悔すんのイヤですしね。

物販も楽しみのひとつ。

 

個人的には、好きなアーティストのライブ行くのと同じ感覚です。

ばり高い外タレのチケットにはちと尻込んでしまいますが (^_^;)

 

因みにこの催し、1枚目のチラシにも書かれてますが、当初は昨年の10月までの開催だったそうですが、好評につき、今年の2月25日まで延長したんだとか。えら~~~~~~~~~~く延びましたね。

 

てか、せめて終わる前に書けよな、日記…(笑)

 

 

で、次の目的地に徒歩で向かう道中

 

 
 

「井伊」の文字を発見。
言わずもがな、井伊直弼でおなじみの井伊ですわね。家紋も井桁に橘ですし。
 
 
ほうほう…
京都井伊美術館(旧中村甲刀修史館)です。
 
 
下馬札
城門や社寺の前など下馬先(単に下馬とも)に立てられ、これより奥は乗馬のままでの通行を禁ずる札です。
 

 

奥に見えるのは、法観寺の五重塔。
もう京都全部フォトジェニック。

このもう少し先にある、「京東都」と書いて「きょうとうと」と読む、何ともかんでしまいがちな名前の雑貨屋が次の目的地。
ひじょ~に個性的なアイテムがいっぱいで、あれとかこれとか買いましたって何やねんさっきからあれとかこれとかってしかし!
 
そして、お店から少し五重塔の方に進むと
 
 
八坂庚申堂
 
人が多すぎて写真撮らなかったので、Googleのストリートビューからのスクリーンショット。
あ、前述のお店も同様にしようと思ったんですが、位置が悪い上に何度見ても画像下部がすわすわーんってなるので止めました。
 
すわすわーんって何やねん。
 
 
庚申(信仰)とは…(由緒書より引用…長いっすけど)
 
庚申とは、干支(えと) 即ち、庚(かのえ)申(さる)の日を意味し、この夜に人間の体の中にいる三尸の虫が、寝ている間に体から脱け出して、天帝にその人間の行った悪行を告げ口に行く。
天帝は寿命を司る神であるから、悪いことをした人に罰として寿命を縮める。ところが、三尸の虫は、人間が寝ている間にしか体から脱け出ることができないので、庚申日は、徹夜をする、これを庚申待ちという。
この庚申待の行事にさまざまなことを行って徹夜していたが、青面金剛はこの三尸の虫を喰ってしまうので、いつの頃からか、庚申待ちには、この青面金剛を本尊として拝むようになり、庚申イコール青面金剛となった。
また、この日、睡眠をささげて、一晩一心に願い続ければ如何なる願いも叶うとされている。
 
長い。
 
 
日本最初 庚申尊
庚申信仰発祥の地で、日本三庚申のひとつなんですってね。
他のふたつは、大阪四天王寺庚申堂、東京入谷庚申堂(現存せず)。
 
 
見ざる 言わざる 聞かざる
 
 
 
 
 
手水舎の石桶すかね?使われてません。
 
 
 
何か剥がれてました。
 
 
燈籠にも三猿
 
ストリートビューの写真の奥に見えるカラフルなやつ↓
「くくり猿」というものですが、これが境内の至る所に吊り下げられており、千羽鶴を思わせるカラフルさでした。
※写真はコチラからお借りしました
 
小ぢんまりとした境内がインスタ女子で大混雑しており、お堂の写真撮影や参拝すらもままならなかったので、御朱印はいただきませんでした。

石はいっぱい撮れたんやのう(笑)
 
改めて、休日の京都恐るべし!やっぱ平日来んと無理やな~
 
 
庚申堂を後にし
とある店前の、一猿?いや、お地蔵さん…か?
 
 
で、駐車場に戻る手前で
安井金比羅宮
って正面撮れや(笑)
 
 
燈籠講
「燈」は「灯」の旧字、「籠」と「篭」は正字と俗字の関係。
 
 
流れで言えば「常夜燈」かと思われますが、最後の一字がちょっと何の字なのかよくわかりません。
 
 
いえーい!

しゅ~ん…
 
有名なやつ。縁切り縁結び碑。
インスタ映え。
たまたまなのか、恥ずかしいからか、くぐってる人はいませんでした。
 

天満宮五社順拜所
 
」は「廿(にじゅう)」の異体字。
の右の丨が外にはねてるはあるのですが、左がはらわれてないですもんねぇ…
 
「拜」は「拝」の旧字。
彫られているのは、旁の方が「手」なので、画数的にはですが、これは「手」ではなですしね。
の上部が正解。
 
 
などと考えながら写真を撮っていたところ、「にゃう」と声が一瞬聞こえる…
 
…?
 
 
 
!?
 
 
 
 
 
 
そこ!?(笑)
出ました猫神様。
 
アナタは神様ですか?

 
とんでもねぇアタシゃ神様だ!
 
すげえしかめっツラ(笑)
器用っすね…
 
他にも一柱いらっしゃいました。
 
 
こちらも庚申堂と同じくインスタ女子で溢れかえっており、拝殿には長蛇の列。
なので、お参りは諦め、こちらも御朱印はいただかず。
皆んなどんだけ縁切りたいねん!いやいや、縁結びでもあるからね。失敬。
 
 
お次は車で上京区へ移動~
 
「大将軍八神社」へお参り(写真は省略します。以前の参拝記はコチラ
 
続いて、神社すぐ横に店を構える
「八幡屋」というアヤシイ雑貨屋(写真はストリートビューのスクリーンショットってそればっかやな!)へ、とあるアイテムを買いに来たのですが、閉まってる…
以前来た時は開いてたけど…
ホームページ見ても、定休日や連絡先載ってない…(後でわかりましたが、載ってました)
ツイッターのアカウントありましたが、どうやらそこらへんかなりフリーダムなお店の様で、遅めの昼食後もう一度訪れましたが、やっぱり閉まってたので、仕方なく諦め、最終目的地の

 
北野天満宮へ。
言わずもがな、全国天満宮の総本社です…ってだから正面を先ず撮れ(笑)

 
IMG_20180303_093023587.jpg


は「献」の繁体字。

 
を足して2で割った感じ。惜しいふたつ。  
 
 
目が赤い
 
「天満宮」異体字あれこれ。
or(左上)

(右上)
 
(左下)
 
のエエとこ取り(右下)
 
 
 
 
楼門

 

(左)恐らく「奉燈」。
「十」の両サイドが上がって「山」みたくなってますが、多分u2ff3-u20984-u201a2-cdp-8bf1.png
 
(右)この字は社名とかでよく目にしますよね。
「栄」の旧字、「榮」。

 
三光門(重文)

 
こちらの「満」は既出。
 
 
拝殿
慶長12年(1607)に造営された、御祭神「菅原道真公」をお祀りする本殿、上記拝殿と、石の間、楽の間を連結した日本最古の八棟造(権現造)が国宝に指定されています。
 
 
 
 

奉納の「納」のはらいが外へにょーんと出ています。
異体字とかではないみたい…ですね?(って言われても)

 

真ん中、一番近いのはでしょうか。

 
江刕堅田
「刕」は「州」の異体字。

 
結界~
 
惣中安全
 
 
左:地主神社
篆書でかかれております。
右:寬筭社
「寬」は「寛」、「筭」は「算」の異体字。

 
の異体字。

 

御朱印いただきました。


以上、ちょっとキショい京ブラ記でした。