佐々木です。
「褒める」あるいは「承認する」は、教育の基本だと思います。
昔、大手の塾で授業研修を受けていたときも
やはりまず「褒める」を叩き込まれました。
研修で模擬授業をやるときは
生徒役の先生たちに発問して実際に答えを言ってもらうのですが
彼らが正解を言ってくれた場合は必ず
「そう!その通り!!」とか
「うん!よくわかったね。すごい!!」とか
「ピンポン!」とか、
いろんなバリエーションを使って、
元気よく褒めるように仕込まれました。
最初はもちろん抵抗ありました。
生徒を直接褒めるのならまだしも、
生徒役の先生たちに向かって大げさに褒めるのは
とてもわざとらしくて嫌なものでした。
「なんで、いいオッサンつかまえて
『うん!○○くん、よくできたね』
とか言わなきゃならないんだ?」
と、少々やさぐれてました(笑)
まあ、でもやらないと研修担当の先生から注意を
受けるのでしぶしぶ(と、バレないように)
元気よくやるのですが、そのうち慣れてくると
何の抵抗もなくなるから不思議です。
それどころか、勢いがついてきて、
むしろ褒めないと気持ち悪いような状態になります。
最初はぎくしゃくしていてもいいのです。
非常に居心地の悪い思いをしていいのです。
むしろ何事も、居心地の悪さを避けていると、
成長は望めません。
というわけで、褒め方の最大のコツは、
『褒め慣れる』
ということです。
これは本当に理屈ではなく、実践あるのみです。
「ごちゃごちゃ言わずにまず褒めろ」ということです(笑)
私の塾での研修でも、ともかく褒め慣れてもらうために、
褒めていない先生にはすかさず「はい、褒めて!」
と何度でも指摘しています。
で、うまく褒められるようになったら、
「うん、いいねー!」
と褒めます(笑)
2つめのコツは、コツというよりもう少し深い、
心構え的な…ものなのですが、それは…
明日配信します。
褒めるのが苦手な人、抵抗がある人は
お楽しみに!