佐々木です、

昨日もテスト対策で大わらわでした。

生徒の一人が

「先生、今日テンション高いっすねえ」とか
「ほんと調子いいですねえ」とか

呑気そうな声で言っているので、
私は一瞬だけ真顔になり、
「なんでだと思う?」と聞きました。

その生徒は首を傾げます。「さあ…」

「あのねー、明日テストでしょ?だから君たちに
ちょっとでもいい点をとってもらいたいから、
頑張ってんの!別に調子に乗ってテンションが
上がってんじゃないんだよ!!!わかった?!」

と、ちょーデカイ声で言い返してやりました(笑)

・・・・・・・・・・

「テストなんてなければいいのに。
ねー、なんでテストなんてあるのー?」

という生徒がいたので、

「いや。オレも本当はテストなんてないほうが
実は勉強するんじゃないかと最近は思ってるんだ。
フィンランドの学校なんか、そうらしいしね」
と正直に言いました。

「そうなんだ!じゃあ、なくしてよ」

「なくしてよ、とか言われたって、学校のことだからねえ」

「じゃあ、教育委員会に言ってよ」

「教育委員会って言うか、全国的なことだから
文部科学省に言わなきゃ駄目じゃない?」

「じゃあ、文部科学省に言ってよ。テストなくしてって」

「言ったっていいけど、聞いてくれるんなら。
オレが言った程度でなくなるとも思えないけど」

「じゃあ、電話して言って。今週中に」

「何それ、今週中って。なんでそんないばってんの?
そもそも電話番号知らないし…」

「知ってるよ」

「え?じゃあ、教えて」

「えっとねえ、32の…」

「なんだそりゃ、32って…(爆)」

えー、
どうしてこんな茶番劇を載せているかというと、
要するに私は『ちょー正直に』子どもたちと接していますよ~、
ということが言いたいんです。

これが、同じ塾をやるにしても、勤めてる場合と自分でやってる場合との
大きな違いです。

勤めていた時は、あんまり正直に言い過ぎると、
上から注意されましたからね~。

今は言いたい放題やりたい放題です(笑)

私はとにかく、正直にやりたいんです。

言い方を変えると、
常に自分の等身大のメッセージを伝えたいんです。

もちろん、伝わらなければ意味がないので、言葉は選びますが。

「いやいや。テストがなきゃみんな勉強しないでしょ?」
という答えも当然ありだと思います。

ただし、本当にそう思っているのならいいのですが、
最近の私はそう思っていません。

なんとかして無理矢理にでもやらせてやろうという意図で
思ってもいないことを言うなんて、私にはできません。

なぜ正直にやりたいのか。

それは、子どもたちの可能性を信じているからです。

自分が答えを持っていないなら、
子ども達に答えを探してもらいたいし、
一緒に答えを探して行きたい、と本気で思っているのです。

そのためには、
まずは大人が知ってることをそのまま子どもに
惜しげもなく受け渡す必要があるのです。

そうすることで未来に希望を託すことができる、
と信じています。

ちょっとカッコつけた言い回しになり若干恥ずかしいですが、
本当にそう思ってます。

あなたはどう思いますか。

もしよければコメントください。

今日もここまでお付き合いくださり、ありがとうございました。