ども、ムーチョです。


前回、「勉強そのものよりも、勉強を通して学ぶものこそ重要」と書きました。

今回はその「勉強を通して学ぶもの」について、具体的に書きます。


まず、基本的に勉強が好きな子は少ないと思います。

好きではない。でも、やらなければならないことは、なんとなくわかる。

こういうことは、社会に出てからもたくさんありますよね?


だから、勉強することで、嫌だけどやらなければならないことをやる訓練になります。

これをもっと推し進めると、楽しくないことを楽しくする工夫が生まれます。


楽しくないと続かないですし、結局は身にならないので、

「何事かを身につける時は、無理矢理にでも楽しくする」という訓練は、非常に大切だと思います。


また、続けるためには自己管理が必要です。

自己管理とは、自分をうまくコントロールすることです。

目標を決め、計画を立てて、それを実行する、という、大人にも難しいことが含まれています。

そう!大人にも難しいのです。


私の娘は今、中3の受験生です。

私が強引にスケジュールを作ってガンガンやらせれば、確実にもっと点数は伸び、高校もワンランク上を狙えたでしょう。


でも、私はそれをやりませんし、そもそもそんなことに価値はないと思っています。

それは、勉強を通して学ぶべき自己管理を、親が肩代わりすることになってしまうからです。


娘自身、よく、「なかなかやる気が続かないんだよね~」と、悩み、苦しんでいます。

もっと、悩み、苦しめばいいと思います。

自己管理は、悩み、苦しみの中からしか、学べないと確信しているからです。


もちろん、聞かれた時は、いろいろアドバイスをしていますが、それ以上のことは、親であっても越権行為だと思っています。


私も、悩み、苦しんだ挙句、いろんな工夫をしてきました。

その中から得てきたものを、こうしてブログに書いています。


えー、ちょっとカッコつけてしまった気がするので、今回はこの辺で。


P.S.

今日は午後、娘の中学の三者面談に行ってきます。

昨日、

「パパ、面談の時、『はあ?!』って言うの、やめてね」

と、厳重注意されました。

たしかに『はあ?!』という聞き返し方は失礼だと自分でもわかっていて、気をつけているつもりですが、言っちゃってるようです。気をつけます。

お父さんも、まだまだ学ぶべきことがある、というオチで(笑)