どうも。
実は塾生の中でこのあだなで呼んでくれるのは、歴代でたった一人しかいない、ムーチョです(笑)
呼んでくれるのは、ムーチョ名付け親のI君です(たしか今25才)。
塾生以外の人は、呼んでくれる人けっこう多いのですが。
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嫌いな食べ物を食べさせるために、好きな食べ物のなかにうまく混ぜてバレないようにする。
苦い薬を飲ませるために、甘い飲み物のなかにこっそり混ぜる。
このような工夫をする親御さんは、今も昔も多いのではないでしょうか?
ところが、その同じ親御さんでも、
会話の中では意外とそのような工夫をしないで、正論をぶつけて粉砕してしまう、ということがままあります。
特にお子さんが思春期の場合。
思春期と言えば、もはやちょっとした脅しも通用しないお年頃。
親の側からすると、「正しいこと」「良いこと」「子どものために言っていること」でも、当の子どもの側からするとまるでピンとこない。
あたかも、栄養のあるニンジンを食べさせようとして、無理やり口をこじ開けようとして苦心惨憺しているご様子です。
大切なことを何とかして子どもに伝えたい。
そういう時は、お子さんの好きな食べ物にあたる「何か」にうまく混ぜて話をしてみるのがコツです。
その「何か」がわからない場合は、まずはそれを探り当てるのが先ですが…。
これは別に相手が子どもに限った話ではなく、人はたいてい自分の都合のいい話、自分に利益のある話しか、真剣に聞こうとはしないものです。
自分に正直な人は、私の言っている意味、わかりますよね?
あなたのお子さんだけが聞き分けが悪いわけではない、
ということです。
人間みんな聞き分けが悪い、んです(笑)
もちろん、わたくしムーチョも例外ではありません。
さあ、今日から、甘~い甘~いお菓子に、苦~い苦~い現実をくるんでお子さんにどんどん食べさせてみましょう!
どんなによく効く薬でも、飲んでくれなけりゃ、全く意味が無いですものね。
今日もお付き合いくださり、ありがとうございました。