おはようございます。


ムーチョこと佐々木敬一です。


今日は娘の中学校で、見回り参観の係の日なので、後ほど行ってまいります。

塾生もいるので、どんな様子で授業を受けているのか、ばっちり見ちゃおうと思います。


そうそう。


子猫の飼い主が無事に決まりました。

うちの近所に住んでいる、娘の同級生です。


一時的に母性本能に目覚めた、

雌犬のクッキーが寂しそうで、ちょっと可哀想ではあるのですが、仕方ありません。

昨日も、部屋のあちこちを嗅ぎまわって、子猫を探していました。


「だったら、自分のうちで飼ってあげればいいじゃん」

と思う方もいらっしゃると思いますが、

実は一匹すでにくうという猫を飼っていまして、

子猫が来て以来、なんとなくのけ者っぽくなってしまっていたのです。


もちろん、わざとそうしていたわけではなく、

クッキーと子猫がべったりしていたので、

くうが遠慮して同じ部屋に入らなくなってしまったのです。


ただでさえくうは、すぐに外に出てしまう癖がついてしまったので、

こんな状況が続いたら、帰ってこなくなったりするかもしれません。

そしたら、寂しすぎます。


ですから、私たち家族も何日か過ごした分、子猫に未練がないとは言えないのですが、

そこはぐっと堪え、お譲りしました。


それにしても、今回の件では、クッキーの変わり様が面白かった!


いつもなら、ゲージから出すと、スリッパを咥えて勢いよく走り回ったり、

食卓に来て、家族の食べているものを要求したり、

ゴミ箱に顔を突っ込んでティッシュを咥えて喜んだりしていたのに、

子猫がいた時だけは、すっかり落ち着いて、お母さんぶっていましたからね。


犬でさえ、環境によって、こうも変わるんだなあ、と、しみじみ思いました。


犬でさえ、こんなに変わるのですから、人間はなおさらです。


ずっと同じ環境というか、変わらぬ状況で子どもたちを見続けていると、

それがその子の真の姿であり、絶対的なもののような気がしてしまいますが、

そんなことはないことに気付かされる機会があります。


塾の生徒たちもそうです。


例えば、バーベキューやクリスマス会などのイベントでは、

普段とはまるで違う顔を見せてくれる子がいます。


勉強のときはいつもだるそうなのに、自ら積極的にキッチンに立って、いそいそと働いてくれる女の子。


授業中はおとなしいのに、イベントの時はやたらと話しかけてくれる男の子。


夏の合宿の時は、寝食を共にするので、もっといろんな面を見ることができます。

今まで、自分がいかに子どもたちを一面的に捉えていたかが、思い知らされます。


逆に私自身も、普段見せない顔を子どもたちにたくさん見せているんでしょうね。


環境や状況を変えることで、子どもたちの新しい可能性を引き出す

ということも、我々大人の大事な役目ではないでしょうか?


では。

そろそろ学校に行くので、今日はこの辺で。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。