ども、ムーチョです。
うちの塾に関することで、なかなかいい話があったのですが、個人情報に関わることなので書けません。
あーあ、残念です。とってもいい話なんですが…。
塾のことって、意外と書けないんですよね~。
小さな塾なんで、名前を伏せても、だいたい誰のことかわかってしまうし。
今回に限らず、ほんとにいろんなエピソードがあるのですが、モロに書くわけにはいかないので、かなり抽象化したり、他の例に置き換えたりして書いてます。
昨日例に出したAくんとBくんも、具体的な生徒というよりも、似た要素を持つ複数の生徒をかき混ぜて作った、抽象化された生徒です。
…で、昨日の記事 の続き。
コメントくださった方、本当にありがとうございました。
こういうコメントは、けっこう勇気がいると思います。
「もし、はずれたらカッコ悪いなあ」という気持ちが先走り、
実際にはなかなか書き込めなった人も多いのではないでしょうか?
ですから、今回コメントしてくださった方には、
まずはその勇気に感謝です!
で、実際の解答もみなさん素晴らしかったです、お世辞ではなく。
まだ読んでいない方は、こちらのコメント欄を先にご覧ください。
皆さん全員正解なのですが、私が当初想定していた解答に一番近かったのが、なん さんの
>Aくんは自分を過信している
です。
要領がいい子は、別の言い方をすると頭が切れる子なのですが、
そこに溺れ、努力を怠った子は、転落の一途を辿っていきます。
神童と言われた子が、気づいてみれば「ただの人」、というよくあるパターンです。
成績110番 さんが言うように、まさに努力を「継続」できなかった子、
ということになります。
そう思うと、親としては、いくら褒めることが大切だとは言え、
その子の要領の良さや頭の切れ具合を褒めちぎるのは、逆効果になりかねない、
ということになります。
私が新人講師だった頃は、
「できない子は、褒めて持ち上げるべきだが、できる子はむしろ厳しめにしたほうが伸びる」と、上司である先生に教わりました。
これを私は自分なりに、次のように解釈していました。
最初からできる子を褒めすぎると、その才能に溺れ、結局はその才能を生かせなくなってしまう、と。
「まだまだだな…」くらいのことを言ったほうが、プライドの高い彼・彼女らは、奮起するのです。
奮起できる能力を持っているのですから。
JUNJUN さんの言うところの「うさぎとかめ」を例に出せば、
うさぎがかめに負けたのは、自分の俊足に溺れたせいだ、ということです。
逆に言うと、要領がよくない、どんくさい子に対しては、決して否定的なことを言わず、励ましの言葉をかけ続けてください。
多少時間はかかっても、決してあきらめなければ、徐々に成果が上がってくるのです。
「絶対にできるようになる」と信じてあげてください。
実際にそうですから。
もちろん、どんな分野でも、才能の有無は無関係ではありませんが、学校の勉強程度であれば、努力の継続によって逆転は可能です。
うさぎにはうさぎに対する、かめにはかめに対する指導法がある、
ということを覚えておいてくださいね。
では、今日はこの辺で。
何かご意見があれば、またコメントお願いします。