どうも。
予定したことが終わらないので、
「1日が30時間くらいだったらなあ」
と、最近つくづく思う、ムーチョです。
昨日の続きを書きます。
国語の定期テスト対策法の詳細です。
1.漢字の徹底暗記
わざわざ「徹底」とつけたのには、
「中途半端じゃ駄目なのよ!」という意味があります。
漢字と言えば、ただ何回か書いて終わり、
もっとひどい場合は、眺めて終わり、という人がいますが、
肝心なのは、自分でテストをすることです。
英単語でもそうですが、練習しただけで、覚えたつもりになっている人のなんと多いことか。
私の塾でも、英単語の確認テストを毎回やっていますが、「練習したけど、合格できなかった」
という人に「自分でテストした?」と聞くと、まず間違いなく「していません」という答えが買ってきます。
完璧を目指すには、テストの直前まで繰り返しテストしなおす必要があります。
(そう!漢字は一番確実な得点源なので、完璧を目指しましょう!!)
ただ、ここで一つ確認しておきたいことがあります。
テスト範囲の漢字は、どこから出ますか?
これは、学校によっても違うし、同じ学校でも先生によって様々だと思います。
先生が作ったプリントから出る場合もあるでしょうし、漢字のワークのようなものから出る場合もあるでしょうし、教科書から出る場合もあるでしょう。
確認してほしいのは、例えばプリントであれば、漢字の「書き」を隠してテストできるような作りになっていますか?ということです。
「テストしろ」と言っても、その教材がダイレクトにテストできるような仕組みになっていない場合、自分で作る必要があります。
自分でテストする用のノートとか、カードとかを自作しなければなりません。
そこで今回は、その手間を省くためのプレゼントがあります。
うちの塾で使っている「漢字暗記シート」 というものです。
これをA4の紙に印刷してテスト範囲の漢字を書きこめば、「書き」も「読み」もいつでもテストできます。
PDFファイルですので、右クリックで「対象をファイルに保存」してからお使いください。
↓ ↓ ↓
今週中に、効率的な使い方を解説したビデオをアメンバー限定で公開しますので、アメンバーの方はお楽しみに!
2.短歌や俳句、古典の徹底音読と徹底暗記
はい、音読も「徹底」がミソですよ。
音読の重要性は、以前「【英語】とにかく声を出せ!」 という記事でも書きましたが、
短歌や俳句、古文・漢文も、英語と同じように考えてください。
同じ、言語ですから。
最初は、つっかえつっかえでも、4回、5回と繰り返していくうちに、少しずつ、少しずつなめらかに読めるようになっていきます。
そして、苦しみを通り越した果てに、いつしかウットリとした恍惚状態が訪れますので、ぜひこの感覚を味わうまでは音読を繰り返してください。
一度このウットリ感を味わうと、病みつきになりますよ!
また、短歌や俳句、古典が試験範囲に含まれている場合は、読解力に自信がない人はチャンスだと思ってください。
なぜなら、現代文に比べ、出題される問題の種類が限られているため、短期的な努力(要するに「暗記」)で得点することができるからです。
基本的には、授業のプリントやノートなどをしっかり押さえておけばいいのですが、それだけだと不安な人は、数学の場合 と同様教科書ガイドの購入をおすすめします。
特に短歌や俳句で、必ずと言っていいほど出題される季語や句切れ、切れ字などはもちろん、およその意味なども出ているのでかなり役に立ちます。
3.文法の問題演習
文法は苦手な人が多いですよね。
いろいろコツはありますが、基本的には問題演習の中で覚えていくのが一番てっとり早いと思います。
なぜなら、決まりなどを覚えただけでは、いろんな例外などがあり、矛盾にけっこう悩んでしまいますし、テストで点をとるのは難しいからです。
間違えた問題には印をつけ、繰り返し解き直し、問題ごとのパターンを覚えたほうが混乱は少ないと思います。
私もいずれ、国文法のわかりやすいビデオ教材を作りたいと思っています。
4.授業ノート、プリントを参照しながら、教科書の徹底音読
「音読」に関しては、2でも書きましたが、ここでは短歌や俳句、古典以外の文章も音読しましょう、ということです。
授業ノートやプリントを見て、先生が出題しそうな問題を予想しながら読むと、漫然と読むより効果的です。
教えてもらっている先生=テストを作る先生であれば、当然のことながら、その先生の板書した内容やプリントは、超重要です。
これを無視して、別の市販の問題集をやっても、効果は薄いと思ってください。
一番いいのは、その先生が過去に作った問題(いわゆる過去問)を手に入れることです。「点数をとる」という意味では、かなり参考になります。ぶっちゃけ、国語という教科は、過去問的中率がかなり高いです。
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以上が、ムーチョの提案する国語の定期テスト対策法です。
念のため断っておきますが、今回の勉強法は、あくまでも定期テストで得点する方法であって、
真の国語力がつく方法ではありません。
したがって、今回の勉強法だけでは、実力テストや入試レベルの問題で点数をとれるようにはなりません。
実力テストや入試レベルの問題ができるようになる方法については、いずれまたお話しします。
ちょっとだけ言っておくと、高校入試レベルで言えば、国語の実力テストの得点は、やはり読書量に比例しているようです。
月並みな意見で申し訳ないですが、20年以上、いろんな生徒を見てきた結果、ほぼ断言できてしまいます。
大学入試レベルになってくると、もうちょっと別の要素も入ってきますが、でも、読書量が少ない人はやはり厳しいです。
てなわけで、今日こそはあっさり済まそうと思ったにも、けっこう長くなってしまい、にもかかわらずまだまだいろいろと伝え忘れているような気がするのですが、キリがないし時間もないのでおしまいにします。
今日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。