ども。
今朝、GWに琵琶湖に行ったときのビデオを見て、
改めて「オレって目ェ、細っ」と思った、ムーチョです(笑)
計画を立ててもなかなか実行できません。
だから計画を立てても無駄ではありませんか?
「計画を立てなさい」と言うと、
よく生徒からこのようなことを言われます。
先日私の塾で実施した高校受験対策セミナーでも、同じ内容の質問をされました。
私自身、そのように思ったこともあるので、気持ちはよくわかります。
セミナーでも話したのですが、計画を立てようが立てまいが、
肝心なのは「勉強する」という行為自体なわけで、
もし、計画を立てるより、立てないほうが勉強するのであれば、
立てなくてもいいとは思います。
逆に、例えば立てた計画の50パーセントしか実行できなかったとしても、
立てなかったときよりは、勉強量が増えていれば、やはり立てたほうがいいことになります。
計画の実行率を問題にするのではなく、勉強量を問題にすべきなのです。
しかし、
そうは言っても、計画通りいかないと、
「ああ、オレって(アタシって)、駄目なやつ」
と、落ち込みますよね?
その結果やる気がなくなる、と。
だから計画なんてやっぱ立てないほうが…、
という気持ちになるのだと思います。
これはやはり計画の立て方に無理があるのだと思います。
6:30~7:30 夕食
7:30~8:00 英単語・暗記
8:00~9:00 入浴
9:00~9:50 数学
10:00~11:00 国語
みたいな時間割式の計画表は、かなりの意志力があっても、
100パーセント実行というわけにはいきません。
例えば、お母さんが出かけていて夕食の時間が遅くなり、
7:30からの英単語・暗記に時間に食い込む、とか、
8:00~9:00の間入浴しよと思っていたのに、
お父さんが入っていてなかなか出てこない、
などという不測の事態はいくらでも起こります。
自分の努力だけでどうにかなる問題ではないので、どうしようもありません。
そう言った意味では、このような事態を避けるには、
早朝に勉強するのがおすすめなのですが、
それはまあ話がずれるので、今回は置いときましょう。
やる内容だけを決めた、
ノルマ式の計画を立てるのがいいと思います。
ノルマ式の計画というのは、
時間は書かないで、やるべき内容だけをリストにして、
それを実行したら赤線で消していく、という単純な方法です。
(ちなみに赤線で引くのは、手帳術でも有名なワタミの社長、渡辺美樹氏からパクリました・笑)
以前紹介した「超簡単!先延ばし癖克服法」 とほとんど同じです。
ステップ2の「今からやること」を具体的な勉強内容にすれば、そのまま使えます。
要は、勉強を先延ばししなければいいわけですから。
そもそも、この方法が実践できない人が時間割式の計画を実行することは
まず不可能だということは、火を見るより明らかです。
さあ、定期テストを控えている人は、先日お話ししたスケジュール以前にやるべきこと
と今回の記事を合わせて参考にし、今すぐ始めましょう。
新年度最初の定期テストが、一般的に言って一番点数がとりやすいテストです。
なぜなら、範囲が比較的短く、積み重ねの要素も少なめだからです。
この時期急激に伸びる人がいるのも、そのためです。
あまりにも直前すぎる人でも、「もう遅いから次頑張ろう」なんてしょっぱいこと言ってないで、短期集中でガーっとやっちゃいましょう!
P.S.
勉強しなさいといわない教育ママ 久美子 さんという方が、私のブログ記事を紹介してくださいました。
ありがたいことです。
紹介してもらったから言うわけではありませんが、
私と考え方がけっこう近いので、当ブログの読者さんにも超おすすめです。
もとはと言えば、私が こちらの記事 に共感して思わずコメントしてしまったことがきっかけですので、
私のコメントも読んでくだされば、社交辞令とかではないことがわかるはずです。
ぜひご覧になってみてください。