どうもどうも。
いい大人なのに、いつも髪の毛ぐしゃぐしゃ、
その辺は家族から完全にあきらめられている男、
ムーチョです(笑)
今日は、5.11。3.11の震災からちょうど2ヶ月目です。
もう、2ヶ月も経ってしまったんですね。
気づいてました?
アメリカの同時多発テロの9.11と3.11がちょうど半年違いなんですよね?
しかも、同時多発テロが起きたのは、ちょうど今から10年前の2001年。
偶然にしては、キリがよすぎません?
都市伝説とかは、面白がりつつも、あまり信じてはいないほうですが、
ちょっと不気味な符合ですよね?
だからどうだという結論は何もないのですが、ちょっと身震いしたムーチョです。
今日は、私が昨年、ネット上でやっていた会員制サービスで配信していた記事の一部を引用します。
完全に親御さん向けの記事です。
かなり重要なことを書いてますので、成績が振るわないお子さんをお持ちの方は、特によく読んでください。
ご意見・ご感想お待ちしております。
・・・・・
学力不振の原因
お子さんの成績がなかなか上がらない、あるいはどんどん下がっている、という場合、
あなたはどのような対応をとりますか?
ゲーム機や携帯を取り上げますか?
それとも、新しい教材を買い与えますか?
あるいは、通信添削をさせますか?
家庭教師を雇いますか?
塾に通わせますか?
すでに通わせているなら、塾を変えさせますか?
これらはすべて、「もっと勉強させれば、成績は上がる」
という思い込みによってもたらされる行動です。
このやり方が効果的な場合ももちろんありますが、
ちょっと試してみて駄目だった場合は、別の可能性を考えるべきです。
私が今までいろんな子どもたちと接してきた経験から言うと、
成績不振の子どもに無理やり勉強させてもほとんど効果はない、
と断言できます。
言い方を変えると、「勉強における問題点は、勉強では解決できない場合が多い」ということです。
成績不振は、表面に現れた現象に過ぎず、
実はもっと根深い問題が隠れている場合がほとんどなのです。
そういう子に対して、「とにかく、何がなんでも、少しだけでも、勉強させよう」
という思いで、上記のような行動に出る親御さんが多いのですが、
子どもの人格をトータルで見てくれるような、私の塾のような機関でないと、成果を上げるのは困難です(我田引水、自画自賛・笑)。
「対症療法」という、比喩的な意味でもよく使われる言葉がありますが、上記のようなやり方はまさにそれにあたります。
ちなみに、「対症療法」とは、
「表面的な症状の消失あるいは緩和を主目的とする治療法をさす。一般にあまり望ましくない、とされている治療法。」(ウィキペディア)
というものですが、その反対の、症状の原因そのものを制御する治療法は「原因療法」と言うそうです。
当クラブの皆さんは、ぜひ「原因療法」を行ってください。
ただ「行ってください」とだけ言われても困るでしょうから、
少しだけヒントのようなものを挙げておくと、成績不振の根っこには以下の2つに大別される悩みが隠れていることがほとんどです。
1.人間関係の悩み
2.自分自身についての悩み
1の「人間関係の悩み」は、いじめを含めた学校での人間関係、友人関係、異性との関係、先生との関係、あるいは虐待も含めた親子関係、兄弟関係、親類関係などの悩みです。
2の「自分自身についての悩み」は、特に思春期に抱きがちなコンプレックスにまつわる悩み、あるいは将来への不安なども含みます。
これらの悩みを親御さんが直接聞きだせるような親子関係であれば、解決の糸口は見つけやすいのですが、逆に言えばそれができるくらいなら最初から問題が深化していないはず、とも言えます。
お子さんのお友達やお友達のご両親、学校や塾の先生など、お子さんがかかわりのある人たちと密にコミュニケーションをとって探っていくしかないと思います。
一番いいのは、お子さんと最も仲のよい人の話を聞くことですが、そもそもそれを知るのが難しいかもしれません。
このような面倒を避けるために、多くの親御さんは、とにかく無理にでも勉強させようとして、問題に目をつぶり、結局事態を悪化させています。現実に、そのようなケースを私は何度も目にしてきました。
でも、それは厳しい言い方をすれば親の逃避行動なのです。
簡単なことではありませんが、いろんな人たちと協力関係を作っていければ、突破口は見つかるはずです。
素人では判断できないくらい本格的に根深い場合は、カウンセラーや精神科医などの専門家に相談することも躊躇しないでください。
もちろん、私に相談してくださってもかまいません。可能な限りのアドバイスをしていきます。