自学自習のできる子に

ハロハロ。


ムーチョです。


上の画像は、昨年学業が忙しくて一度やめたものの最近復活した、

うちの塾講師、M本君が教室のホワイトボードに描いたものです。


季節柄にも、今日の記事内容にも何の関係もないのですが、

先日、「ブログに載せとくね」と、うっかり言ってしまったので、

載せます。


かつて一部で「ヤンキー先生」と呼ばれていたわりには、

載せなかったりすると、いつものように、

下唇を突き出して、いじけたフリをしそうなので(笑)


それにしても、気色悪い絵ですね。

夢に出てきたら、ごめんなさい。

すべてはM本のせいなんで(笑)


・・・・・


すっかりどっぷり春休みに突入してしまいましたが、

今日も春休みの家庭学習法の続きを書きます。


一応今日でこのシリーズは完結させるつもりですが、

ほんとは言いたいことはまだまだあります。


というか、自分の感覚からすると、半分も伝えていない気がします。


でも、明日からうちの塾では春期講習が始まってじっくり書く時間は

なくなってしまうので、泣く泣く、無理矢理、終わらせてしまいます。


あとは、ご希望があれば個別に相談に乗りますので、

こちらのメールフォームからどうぞ。


では、行きます。


新中2と新中3の英語です。


優先順位が高いもの順に、項目にわけてお話しします。


①単語力の強化


どちらの学年の人も、英語が苦手な場合は、

とにかく単語力を強化してください。


これは私の20年の指導経験上、明らかなんですが、

英語が苦手な人=必要な単語を覚えていない人

です。


よく、「私は、文法が苦手なんです」

と、「何よりも、文法のせい」ということ強調する人がいますが、

そういう人も、よくよ調べると、

やっぱり単語力が足りない、ということが判明します。


まあ、よく考えると当たり前の話で、

文法を理解する上で使用する英文は、当然、

単語の組み合わせで構成されているわけですから、

単語力の不足が文法力の弱さを生んでいるわけです。


長文読解だってそうです。


単語力がなければ、読解のテクニックもへったくれも

ないのです。

(ふと思ったのですが、「へったくれ」って何でしょうね。

気になる人は、ググってみましょう・笑)


だから、まずはこの春休みを使って、

単語力の強化に力を注いでください。


特に大事なのは動詞です。

それも語形変化を含めて覚えたほうがいいです。


語形変化というのは、


新中2であれば、

3単現のS、~ing形、過去形


新中3であれば、

上の3つに加えて、過去分詞形


も入ります。


動詞は英文の要(かなめ)です。

最優先で、完璧に覚えましょう。


次に大事なのが、

代名詞・曜日・月・数字・序数・家族関係などの単語です。


キリがないので、今回は単語の覚え方については割愛します。

(いずれ改めて書くか、以前書いたレポートを紹介します)



②基本文の暗記


基本文(または、重要構文)というのは、

教科書本文の下に出ている、新しい文法を説明するために

使われている英文のことです。


この基本文を、新中2の人は、中1の範囲全部、

新中3の人は、中1・中2の範囲を全部、

徹底的に暗記してください。


徹底的に、というところがミソです!


日本文→英文


英文→日本文


どちらも、瞬時に答えが出てくるくらい、

完璧にマスターすれば、かなり力がつきます。


具体的には、ノートを見開きで使って、

左のページに英文、右のページに日本文を書き、

右ページを隠して日本文が言え、

左ページを隠して英文が書けるようになればOKです。


よく、大学受験でも、重要構文の暗記が推奨され、

あの「ドラゴン桜」でも取り扱われていましたし、

私自身、駿台予備校の重要構文を繰り返し覚え、

随分役に立った記憶があります。


ムーチョだけが個人的にすすめている勉強法ではなく、

すでに大多数の受験関係者に確証のとれている方法だと

いうことを忘れないでください。


基本文を徹底することで、

超重要な単語が覚えられ、

文法が理解できるだけでなく、使えるようになり、

長文読解でも文の構造がつかみやすくなり、

並べ替えや英作文にも強くなります。


やらない理由は、一つもありません。



③長文読解対策


新中2は、上の2つが徹底できれば

それだけで新学期への下準備はバッチリですが、

新中3に関しては、長文読解の対策もしておきたいものです。


全国高校入試過去問集などを見れば一目瞭然ですが、

今や高校入試は、ほとんどが長文読解中心です。


中学校の定期テストも、それに合わせて、最近はすっかり

長文読解が増えました。


ですから、この春休みを使って、長文読解の練習を

出来るだけしておくことをおすすめします。


実際の高校入試の過去問に出ている長文の日本語訳を

辞書などを使いながら、ノートに書いてみましょう。


慣れていない人は、やたら時間がかかってうんざりするでしょうが、

最終的にはこういう文がすらすらと訳せるようにならないと

合格は難しい、ということがわかり、

これからの勉強のしかたも見えてくるはずです。


ただ、単語力や構文力のほとんどない状態で取り組んでも

おそらく撃沈するだけでしょうから、打たれ弱い人は、

上記の2つの項目をある程度すすめてからのほうがいいでしょう。


①単語力の強化

②基本文の暗記

③長文読解対策


以上、やってほしい順に3つの項目を挙げましたが、

どの項目でも共通してやってほしいのは、

声を出す

ことです。


声を出すことの重要性は、以前こちらの記事 でも

書きましたが、とにかく英語は

「静かに勉強しちゃ駄目!」

ということを肝に銘じておいてください。


では、今日はこの辺で。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


明けない夜はない!

日本に幸あれ!!