今日、児童養護施設は職員不足に陥っています。
児童養護施設の職員は一人一人の児童を把握出来なければならないのに、それが出来ない状態にあります。
僕は、常に児童養護施設の職員と対面して児童の情報を提供授受しています。
ここに、児童を挟んで全体を把握をしている児童養護施設のあまりにも悲惨な光景が伺えるとおもいます。
ですが、仕方のないことなのも承知の上です。
この記事を見ているあなたはどうお思いでしょうか?
僕は施設に入所して、早8年が経ちます。
今までに色々な職員・児童に会ってきました。
僕は最初入ったときに先輩児童から虐めに遭いました。(8年前)
理由は
『新人(新しく入所した児童で児童から1年間呼ばれる名)の奴がテレビを見てるんじゃない』
と言うことです。
これは、徐々に厳しくなっていき、最終的にはある部屋に児童全員を集めて集団暴行までありました。(6年前)
この時、職員は何してるんだと?と思ったあなたは尊敬します。
職員は職員室で談話などして、児童を気にかけませんでした。
というよりも、気にしていたとしても、職員は自分のみを守ることに精一杯で入って来られないのです。
それから、このままじゃ児童の幸福が損なわれると思い立ち上がりました。
僕は職員に対面を求めるようになり、寮長にも対面を求めました。(4年前)
それがあってか、無くなりました。
H職員とS職員は懸命に立ち向かってくれて、今も感謝しています。
昔虐めをしていた先輩児童は退寮をして、普通に生活していると思いきや、うまく生活できていないのも現状です。
僕は、虐めをされていました。
けれども、ここで助けてあげなくては昔先輩児童がしていた事と変わりないので、僕は直接ではなく間接的に助けをしています。
退寮生に自立支援所を勧めるように職員に訴えたりしています。
大きく話が変わってしまいましたが、
職員が足りません。
児童養護施設を変えられるのは児童と職員しかいません。
児童一人一人を把握していかなければ、昔のようなことが起きてしまいます。