朝 | まあちゃん〜飾らず楽しくまっすぐに〜

まあちゃん〜飾らず楽しくまっすぐに〜

地方在住の37歳。不安症治療中。お笑いが好き。人見知りの話好き。パンが好き。最近は朝ご飯にお餅食べることにハマる。

さっき、空腹と多少の寝苦しさで、ふと目覚めてしまった。

時計を見るとまだ5時半を回っていない。

いつもなら、なんの躊躇もなくまた自然と目を閉じるのだが、今日は起きる方がいくらか自然だった。


何気なく窓の外を見ると、隣の家の壁が明々としたオレンジに染まっている。


朝日が家々を追い抜いて昇ったところだった。


面と向かうのは高校生ぶりではないだろうか。

思わず東側の小さな窓をあけ、明々と燃えるそれと久々の面会をする。

真夏ではあるものの、やはり早朝は「暑さ」が気にならない。

あの時もそうだっただろうか。


あの時もこんな空気だっただろうか。


熱がそのまま伝わってきそうな太陽に向かって走る。
その時の空気はこんなに優しかっただろうか。



あの時、私はもっと「今」と向き合って、受け止めて、前を向くことはできなかっただろうか。



明々としていたそれが、燃える色を失った頃、
そろそろ「今日」の第一歩を踏み出そうと、そっと腰を上げて静かに部屋の扉を開いた。