『夏至祭の女王』 | イギリス児童文学の小部屋☆☆

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◆『夏至祭の女王』
ウィリアム・メイン著

原題「Max's Dream」 1977
William Mayne

★舞台- 19世紀後半イギリス荒野の小さな村






えっ→ 主人公のお手伝い人ケイティの回想により、一人称でずっと語られていくところがとても新鮮で想いが響きました・・

えっ→ 私の感覚ですが、ウィリアム・メインははずれがないというか、どの作品も違った魅力がありどれも読みごたえを感じます本


●豆マメ情報音譜
1.話の中心として出てくるイベント、夏至祭とは何だろう?と思いましたかお
→光と生命をたたえる祝祭で、焚き火を燃やして踊ったりごちそうを食べ、豊穣を祈るようです。男女の縁結びや占いの意味もこめられることがあるようです。
(→最後のお祭りの場面を思い出すととても切なくも感じます)




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