当院で行う治療はオステオパシー(整骨療法)を用いて施術しております。

オステオパシー治療はアメリカ人医師のA.Tスティル博士により1874年に提唱された骨格を調整する事により、身体の解剖生理学のシステムを正常化させて病気の治療にあたります。アメリカでは医療認可されている医学体系です。
 
私が主催しております 『日本クラシカルオステオパシー学会』 ではA.Tスティル博士の提唱した身体の原理と治療の原則に従って、患部に現れる症状の 原因 を構造力学の観点と、解剖生理学にのっとって診断して治療にあたります。


本日は股関節と膝関節の痛みを訴える患者さんがおみえになり診察しました。
 
患部の痛みは別の箇所にあるケースがほとんどです。
 
この患者さんの場合は足関節のズレによって、自分では気が付かないうちに正しい歩行が出来なくなり、膝関節と股関節にトルクをかけながら生活していて痛みが出たものだと推測しました。
 
 

 

足関節の調整で正常な可動域に戻した結果、患部に触れる事なく痛みを軽減することが出来ました。
あとは患部の状態をほんの少し修正すれば治療は完了です。

患部を治療すれば痛みは軽減しますが、直ぐに元の状態に戻ってしまう理由は、その痛みの本当の原因を治療していない身体と思います。対処療法だけでは治癒にたどりつけません。


この治療法の講義は2月9日(日)に
JICO ワークショップ  で前橋本部会場にて行います。(会員限定)
今回は Extremities 四肢シリーズ  下肢の痛みについて講義いたします。
詳しくは事務局までお問い合わせくださいませ。