日本語教師 in メルボルン

日本語教師 in メルボルン

オーストラリア・メルボルンの日本語学校です。
お仕事の内容や学校での出来事、メルボルンの魅力など
さまざまな情報をお伝えしていきます!










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いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。

 

12月に入り、メルボルンはすっかりクリスマス一色です。

 

街のど真ん中を占めるFederation Squareでは毎年恒例の巨大クリスマスツリーやクリスタルボール(電飾でクリスタルの気配は皆無ですが)に加え、今年は大スクリーンでは映画が、周囲の建物ではプロジェクションマッピングが行われ、朝から晩まで普段以上の賑わいを見せています。

一歩市街地をを離れれば、各町はもちろん、各家がハロウィンでは飽き足らずここぞとばかり張り切って電飾で家や庭を飾り付けます。もうギラッギラです。目チッカチカです。町によっては通り全体をこの季節の風物詩とし、大きな観光名所として大々的に宣伝しているところもあります。最近SNS上で取り上げられた「通」の皆さんの情報によると、その数、80軒以上にのぼるそうです。

 

日本人の私たちにはまだまだ馴染みの薄いこの風景、もしこの時期に渡豪する際は一見の価値ありです。

 

さて、「馴染みの薄い」といえばカルチャーショックという言葉が頭よぎります。 

    

インターネットが普及し、外国が遠くなくなった現代。その中でも移民の国。その中でも多民族の町であるメルボルンにおいては、このカルチャーショックは少ないほうかと思います。

 

それでも日々過ごしていく中で感じるカルチャーショック、特に英語のカルチャーショックついて、今回はお話したいと思います。

オーストラリアはご存知英語圏国ですが、本場イギリスやアメリカ、そしてニュージーランドとはまた違った独自の語彙や表現を多く使います。

 

G’day, mate! (Hello, friend、みたいなかんじでしょうか)から始まり、

Thank you を、Ta! の一言で済まされた時にはわからなさ過ぎて固まった思い出があります。

 

バーベキューをバービーと言ったり、Breakfast(朝食)をブレッキー、University(大学)をUni、Afternoon(正午)をarvoと略すのはわからなくもないですが、

エレベーターはLift、タクシーはCab、ガソリンスタンドはGas stationではなく、Petro…こうなると別言葉です。

 

さらには 

Heaps(たくさん)、や

I reckon…(I think…;と思います)という表現を使いこなせればもうあなたは一人前のオージーと言えるでしょう。

 

このように数え上げればきりがないのですが、今回私が声を大にして訴えたい表現…これは表現というより文化レベルなんじゃないかと思うんですが…は、

こちらの皆さんの

WANT

の使い方です。

ええ、ええ、Wantです。「欲しい」、「したい」、のWantです。

この国の人は(メルボルンの人だけでしょうか)この、希望要望を表すWANTを、

こともあろうか、何か人に頼むのに使うんです。

例えば、

ドア開けてほしい時、

Can you open the door?  (ドアを開けてくれませんか)

じゃないんです。

Do you want to open the door for me? (私のためのドア開けたい?)

と聞くんです。

 

…お願いしてないじゃないか。

相手の善意を試しているんです。

しかも「私のためにそうしたい?」と若干上からです。

なんて…セコイ!恩着せがましい!

それが人に物を頼む態度か!と思うわけです。

周囲を気遣い、相手を敬い、へりくだり自分を下に置く(まぁ場合にもよりますが)文化を持つ日本人である私にしてみれば目からうろこです。

ワタクシ事ながらこちらへきて5年以上になりますが、この表現の是非について議論すること数回。。。。。私の熱意とは裏腹に、ローカルの皆さんの反応は

「あ、そういうもん?」

でした。

まぁ、もはや文化ですからね。しみついた概念であり習慣ですからね。

むしろ、日本語の尊敬語の方が意味が分からない、だそうです。

 

様々な国の方と触れ合う日本語教師という職業柄、ある程度異文化には寛大であり、寛容でありたいと思い、そう努めています。でも、それこそ日本語教師という職業柄、言葉の持つ意味や用途にも敏感んいなるため、悶々するわけですが…

 

その一方で、今日も友達に

“Do you want …?”と恩着せがましくお願いしている自分もいるわけです。

慣れとは怖いものです。

 

日本語にも方言があるように、英語にも方言、お国柄があります。

オーストラリアへ来られる際は、ぜひご参考ください。

 

長くなりました。今回もブログを読んでくださり、ありがとうございました。

写真は我が家のお向かいさん(このあたりでは大変有名です)と、車で10分位のお宅(トー〇ス付きな分こちらはもっと有名です)のクリスマスの模様です。ギッラギラです。

 

 

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