「2時46分」そのとき、私は…
書かなければわからないことですが、本当のことだから書きます。不謹慎とか、ふざけているとか、思わないでほしいのです。3月11日、午後2時46分、大地震があったとき、私は本当にトイレにいました。小ではないほうです。でも、昼食後の時間帯で結構、そういう人、多いと思うんですけど…。
金曜日はいつも3時ごろ家を出るんです。だから、そのぐらいの時間はトイレに入っていることが多い。揺れが来たときの気分は、飛行機のトイレに入っていて、急に揺れ始めたのに似ています。そんな感覚。あっ、地震だ! その時点ではあそこまで大きくなるとは思っていませんが、すぐ「中断して」出ました。
テレビをつけると、スタジオが大騒ぎになっているので、私はズボンをはき、外に出ました。私にとってはすごく長く感じました。これ、止まらないのか! このまま、自分の人生は終わりか! そこまで考えました。おさまって、部屋に戻りましたが、まだ油断はできない。
案の定、再び地震が! また外に出ました。それもおさまって、部屋に戻る。それから「少しの時間でいいから、地震よ、来ないでくれ」と祈りながら、再びトイレへ。幸い、なかったので、少し落ち着きました。
次に取った行動は、編集部の週プロモバイル班に電話。つながらない。メールをすると、これは送れた。用件は「当然だけど、さっき送ったブログ、没ね」。
これはモバイル班が見ているので、ウソではないが、実は2時ごろ、今日のブログとして「プロレス会場で地震!」という内容を送っていたのです。これはまったくの偶然ではない。2日前に仙台で大きな地震があったので、それにひっかけた時事ネタとして、昨晩のうちに書いたのです。その内容については日をあらためて書きたいと思っています。
私はまったくバカなことに、支度をして、駅に行きました。さらにバカなことに、仕事帰りに東京体育館のジムに行くつもりでそれ用のバッグまで持って。もちろん、電車は動いていません。駅はものすごい人でごった返しています。さらにさらにバカなことに、ならばと、大通りに出て、タクシーで行こうと。もちろん、タクシーもつかまるはずがありません。
駅前は異様な雰囲気です。みんな、駅前の公園に集まっています。普段はものすごく人通りが少ないのですが、実はこの街ではこんなにも多くの人間が活動していたことを、14年も住んでいて、私は初めて知りました。
このころになると、ようやく我に返って、会社に行くのはあきらめました。電話が通じないので、編集部の状況がわかりません。でも、おそらく、私以外のスタッフはみんな、先に来ているはず。
だから、仕事はできるといえば、できるのですが、雑誌というのは編集部だけが動いて、できるものではありません。デザイナー、印刷所、販売・流通関係。この時点で私が考えたことは、どこかに不具合が生じて、今週号は出せないという結論になるのではないか、ということでした。(続く)
今回は(心の中で)永田選手を応援した!
4・3棚橋vs永田は、どっちが勝っても、それはそれで感動できたと思う。4・9のメイン、諏訪魔vs永田も、どっちが勝っても、それはそれで感動できそうだな、と思って、見ていた。
いまどき、プロレスラーらしいプロレスラーとして、3人の選手に私は期待している。全日本・諏訪魔選手、新日本・矢野通選手、ZERO1・佐藤耕平選手。前者2人とは面識がないが、耕平選手とは酒の席で一緒になったとき、そのことを本人に言いました。
だから、思い入れとしては諏訪魔選手のほうにあったのですが、試合を見ているにつれ、永田選手の姿に胸を打たれ、心の中で応援していました。このように、キモチは変わるのです。だって、永田選手、42歳ですよ! それが4・3であれだけの激闘をやって、1週間以内に、4・3に勝るとも劣らない激闘を再び展開している。
永田選手は足の筋肉が素晴らしい。40代の足ではないですよ。あの足がすべてを物語っていると、思います。人間、衰えは足から来る、と言うでしょ。でも、永田選手の足は衰え知らず。私も負けじと、どんなに長いエスカレーターでも一気に歩くぞ!
もう、この試合が「チャンピオン・カーニバル」であることを忘れるほど、全日本vs新日本の対抗戦の雰囲気になっていました。応援合戦がすごかった! 異常だった! ただ、応援が過熱するのは大歓迎なのですが、両軍とも絶対に、観客同士の喧嘩はやめてくださいね。それをやったら、ぶち壊しですから。
闘うのはリング上の選手にまかせましょう。これは絶対に守ってほしいです。過去にイヤな例を見ているので。先日も、女子プロの会場でありました。周りのお客さんがイヤな気分になるだけです。
この4・9ではリーグ戦以外にも、真ん中に、若手4人によるタッグマッチが組まれ、これがまたよかった。全日本の若手は素晴らしい。「大きなどよめき」が3回ぐらい発生しました。
あっ、そうそう、4月9日深夜のテレビ朝日の放送では、私が書いた棚橋選手がリングサイドを一周するシーンは残念ながら流れませんでした。時間に限りがあるので、仕方がありません。1時間あればいいのですが、ぜいたくは言えません。30分しかなければ、バックステージの涙を優先するのが当然ですから…。
このブログ、なんだか、とんでもないことになっているような気が…
このブログを作るとき、デザイナーさんに「ランキングを2つ選んでください」と言われたのですが、私、ネットのこと、よく知らないので、適当に「じゃあ、アラフィフとですねえ。要は、内容はひとりごとなので、このひとりごとでいいです」って。ホント、何にも考えていなかったのです。よく意味がわからなかったし。
で、何気にランキングを見たら、アラフィフが4779人の中で1736位。ひとりごとのほうは「参加者の多いジャンル」で第8位になっていて、8万5561人が参加している。こちらは選び方がよくなかったのかな。でも、敷居が高いほうがやりがいがあるかも。
一夜明けて、4月9日、また見ると、ひとりごとは473位。8万の中で473位なの! アラフィフにいたっては150位になっていて、茶帯だとか。こうなったら、黒帯になりたい。
考えてみたら、アラフィフ世代で、ブログをやって、こんなに速く、長文を苦もなく、パソコンで打てる人はそうそういないのかも…って自慢しちゃいます。内容はともかく、それだけでも、普通ではないのかも…。プロレス記者とはいえ、一応、書くことが職業ですしね。
子どものころ、走るのが遅かったのですが、運動会で、いちばん遅いグループに入ったおかげで、ダントツで1位になったことがあったのです。ダメな中では上位という(笑)。なんだか、それを思い出しました。
本誌・井上光記者いわく「その世代で、宍倉さんはパソコン、かなりできるほうだと思いますよ」「それは井上君の教え方がうまかったからだよ。これはホントだよ」。
とにかく、たくさんの方に見ていただいているようで、ありがとうございます。数なんて、まったく気にしていなかったのですが、多いに越したことはありません。いちばんの目的は「週刊プロレス」を広めることなので。あと、SPEEDと、猫と、井上和香も広めたい…。この3つでひっかかって、ここに来た方はもうちょっとお待ちください。必ず書きますので。
しっかし、右上の広告。最初についたのがブラジャー。なんでやねん! なんか、バレているのかなあ(笑)。
全日本4・9後楽園に行く。受付に行ったら、なんと…
夕方、編集部で仕事。まだ終わらないが、全日本・後楽園に行きたい。お目当ての船木vs大森があるからだ。編集部にいたスタッフに聞く。「全日本って、当然、プレス証、あるよね?」「あります」「オレ、作ってもらってないや。新日本とNOAHは持っているんだけど…。ダメならダメで帰ってくる。行くだけ行ってみるわ」。プレス証を申請していないのは自分が悪いので…。
受付で名刺を出して「すみません、週刊プロレスの宍倉と申しますが…」「あっ、宍倉さん! お久しぶりです。武藤です!」。なんと、武藤選手の奥さま、久恵さんでした! 「いや~、なんか、見たことがあるなあと思ったのですが…。ご無沙汰しております。お子さん、大きくなったでしょうね」「上の子は中学3年です。身長が177センチあります」「武藤さんのお子さんだから、将来が楽しみですよね」。そんな会話をしました。
武藤選手の結婚披露宴には当然、自分が行ったので、以来、毎年、年賀状をいただいて、あるときは男の子が産まれた写真が載っていたので、男の子か…「武藤ジュニア」は楽しみだよなあ…なんて思っていたのですが、それから10年以上がたって…。私はいまもちゃんと年賀状を保存しています。
意外にも、開幕戦よりも、2日目のほうがお客さんの入りがいいようです。普通は開幕戦のほうが入るのですが、前日に余震があったせいでしょうか。「チャンピオン・カーニバル」のシングル6試合は緊張感、ありすぎ! やっぱり、チャンカンは面白い! お目当ての船木vs大森は第2試合でしたが、これがメインでもおかしくないような、密度の濃い攻防。
まるで大森選手が初の「異種格闘技戦」に臨んだようなムード。最後は船木選手の戦慄の左ハイキック。倒れた大森選手の様子を見たレフェリーが即座にストップするという、衝撃の結末。
大森選手はなんとか息を吹き返したものの、若手の肩を借りて、控室へ。とても話ができる状態ではありません。残念だなあ。ダメージがダメージだけに仕方がないけど、できれば、大森選手の話を聞きたかった。船木選手もかなり長く話していますね。これは対戦した選手も、観客も、マスコミも「語れる試合」だったと思います。ぜひ週プロモバイルで確認してください。(続く)