沢尻エリカに私、どれだけ泣かされてきたか! 母親役は、ここにも出ていた…キムラ緑子さん | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

沢尻エリカに私、どれだけ泣かされてきたか! 母親役は、ここにも出ていた…キムラ緑子さん

 

出演者、全員がいい。ご存じの通り、のちに問題を起こす人だらけなんだけど。

 

ほかの出演者は、まだ、代わりがきく。でも、沢尻の役は沢尻でなければ、あかん。あかんのや。

 

この人にオレ、どれだけ泣かされてきたか! 映画「手紙」もよかったなあ。

 

たぶん、これも200回、見る。前回、見たときより、いまの方がいい。

 

「パッチギ」の何がいいかって、舞台は昭和43年、1968年。この時代がいいんですよ。私がプロレスを本格的に見始めた年。ゴングが創刊した年でもある。日本の国士館高校と朝鮮の高校が新宿駅とかで喧嘩。連日、ニュースになっていた。本当のことなんですよ。そのとき、私は12歳。高校生になったら、怖いなあ、と思っていた。