「北の国から」21話。200回、見て、200回、泣く。ガッツ石松さんの名ゼリフ。「泣くな、腹、立 | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

「北の国から」21話。200回、見て、200回、泣く。ガッツ石松さんの名ゼリフ。「泣くな、腹、立

てろ。腹、立てて、闘え。てめえに腹、立てて(雪子ではなく)つららのために勝て!」。カーン(開始ゴングの音)。

 

今夜は、いよいよ草太のボクシングの試合。「協力」にはベースボール・マガジン社(当然、ボクシング・マガジン)の名前があり、リングサイドには当時の小山編集長の姿が確認できる。札幌の会場の設定だが、実際は後楽園ホールだ。

 

壁にポスターが並ぶ、通路を帰ろうとする、雪子と純の後ろから、ポンと肩を叩くのは、家出していた、つらら。

 

あの通路ね。それだけで、たまらないものが。

 

「北の国から」のおなじみのテーマ曲。何100回も出てくるが、あのテーマ曲がいちばんいいカンジで聴けるのは、この21話の中盤23分過ぎ、草太の練習シーンだと私は思う。初めて見る人は注目あれ。私、この音楽だけで、涙、出るもん。純が「お兄ちゃんは完全なボクサーだった」と語るところ。

 

そして、試合前のガッツさんの名ゼリフだ。そこに草太はいなくて、話を聞いているのは雪子だ。

 

「トルコだ(現在のソープランド)」と聞いたときの雪子の凍りついた表情。これにも注目。

 

でも、今回は子どもには見せられないかも。「トルコ」とか「してくれる」とか「親友がついに兄弟におなり」とか。子どもに「兄弟って、どういう意味?」と聞かれたら、どう答えたらいいの?