昨夜の歌番組で印象に残ったのは意外に思われるでしょうけど…菅原洋一さん「愛の讃歌」 | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

昨夜の歌番組で印象に残ったのは意外に思われるでしょうけど…菅原洋一さん「愛の讃歌」

TBSの歌番組を見ると、必ずいくつか、印象に残る歌があります。今日は仕事をしながら、ずっと「ある1曲」を口ずさんでいました。


それは「愛の讃歌」。「賛歌」かな? 意外でしょ。日本では越路吹雪さんですが、今回の4時間という長さの番組のテーマは「次の世代に歌い継ぎたい名曲」ということで、菅原洋一さんが歌った。なんと、菅原さんは80歳、米寿です。


この歌はもともとフランスのシャンソン。それぐらいは無知な私でも知っています。菅原さんは「これはシャンソンなんですが、あたかも日本のオリジナルのように歌い継がれている。これ、すごいことだと思うんですよね」。まったくその通りだと思います。


私はブレンダ・リーの歌が好きなんですよね。


アリスの谷村新司がラジオの「セイ!ヤング」で結婚を発表したとき、自分で自分を祝して(本人談)、自分のソロアルバム「海猫」に入っている「讃歌」という歌を流すんです。


「ついてこい ついてこい 涙 流しながら」という歌詞。この「讃歌」という題名は「愛の讃歌」を意識していると思うんですよね。


そして、そのあとには実際「愛の讃歌」も流すんです。それがブレンダ・リーの歌。私がハタチぐらいのころなんですけど、あのときに聴いた「愛の讃歌」は絶対に忘れない。


菅原洋一さんの歌はもちろん素晴らしいけど、お年がお年。誰か、声量のある女性歌手がこの名曲を歌い継いでほしいな。


岩崎宏美さんとか、平原綾香さん。