週プロをやめるのが怖くて、怖くて、ビビリながら生きてきた、この10年間 | 生きているだけで十分 宍倉清則のいまのキモチ

週プロをやめるのが怖くて、怖くて、ビビリながら生きてきた、この10年間

「インディーのお仕事」が500回を迎えた。思い出のVTRを見ると、私は06年から見始めたのかな。200回記念のころ。以降、1回も欠かさず見ている。番組のスタートは2002年から。


02年といえば、私が社員から契約社員に降格したときだ。


人間はみな、死ぬことを考えると、怖いと思う。いつまでも生きていたい、と思う。でも、いつかは死ぬのだ。


それと同じぐらいに、私は週プロをやめるのが怖くて、怖くて、ビビリながら、この10年間、生きてきた。それまでは、いるのが当たり前で、永遠にいられるぐらいに思っていたが、いざピンチになると、まったく弱い人間で。


たぶん、会う人ごとに「いつクビになるかわからないですよ」と言っていたはず。


人はみな、言うだろう。「いられるなら、ギリギリまでいればいいじゃないですか。恥や外聞なんて、どうでもいいことですよ」と。


でも、そのあとを想像すると、怖い。そんな自分がイヤで、イヤで、仕方がなかった。


いつかは、やめるときが来る。やめたあとは「地獄」だぐらいに思っていた。


だったら、早く「地獄」を見てしまおう。そう思ったんです。


あとはどうなってもいいです。


イヤなことは早く体験したい。そういう性分なんです。性分だから、直らない。そう、嫌いなものから先に食べる(笑)。あっ、やっと笑えた。


同じアラフィフの方のブログを見ると、皆さん、前向きで。私はまだ、そういう気になれない。


人生、終わったかな…。すぐにそんなキモチになってしまう。


ま、頑張ります。