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おはようございます。

自分なりにベンチマークを見つけていますか?

何か指標があれば動きやすいですよ。


筋の良い解を見つけよう


2024年問題やら2025年問題やら、毎年毎年なにかしらの問題が叫ばれております。

ご存知のように2024年問題とは、建設業における労働時間の規制に関するリミットを迎えてしまうことです。

早出残業が当たり前であったこの業界ですが、いよいよ社会の流れに逆らう事はできなくなりそうです。
この2024年問題を受けて、各業界動きがあるようですね。
コンクリートポンプの団体である全国コンクリート圧送事業団体連合会(全圧連)では、コンクリートポンプの打設終了を15時を目安に終了して欲しいとの要望を出されているようです。

これに追随していろいろと動きが出てきそうですね。

技術士を受験される方は、これらの問題について自分なりの回答を持っておくことをおすすめします。
この自分なりにというのがポイントで、誰でもしっているような内容はB評価です。

ただ、今回お話するのは2024年問題ではなく、2025年問題です。

では、2025年問題とは何か?
そうです。
わが国における65歳以上が人口の1/3になる年です。
3人に1人は65歳以上と言うすごい時代に突入します。
では何が問題となってくるのでしょうか。

日ごろからお伝えしていますが、人口動態は、容易に未来を予想できる代表格です。
この超高齢社会において、ではどこかで底を打つかと言えばそういう事はまずあり得ません。
現段階でで出生数が少ない、すなわち子供が少ないのですから、彼らが20才になるころ、つまりこれから20年後も労働人口は減少の一途をたどります。

当然ですが、ここでの最大の課題といわれているのが、労働力人口の減少をどうするか?です。

高齢化社会の進行によって今後はあらゆる産業が人材不足に陥り、従業員の採用競争の激化が予想されます。


さらに、2025年には経営者が70歳以上の中小企業が約245万社にまで増加し、その約半数を占める127万社では後継者が決まっていないようです。

この問題を放置すれば、約650万人の雇用、約22兆円に及ぶGDPが失われる可能性があると以下のサイトでは述べられています。


こう見るとヤバいっすよね。



当然、これは建設産業においても同様であり、このままいくと人材不足はさらなる深刻な状況を迎えるでしょう。


そうはいっても我々は日々の営みを続けなければなりません。

今こそ皆が知恵を出すときです。


ゼロベースで考えていく必要があります。

そもそも今の仕事のスタイルは人が充足していたころのものです。

人が減っていくのに人が充足している頃のスタイルを続けるなんて、それはナンセンスと言うやつです。


ではどのようにすれば労働人口が減少しても、生産性を維持できるのでしょうか。


ここからはあくまでも森の視点です。

技術士試験で使いたい方はパクって頂いても大丈夫です。

この課題遂行のためのポイントとして2つ挙げます。


1つは「集約」だと思っています。

1つは「合理化」だと思います。


特に生コン工場においては、悲観するばかりでもないように思っています。

全ての問題を解決するにはもっと大きな枠組みが必要だと思いますが、個別的であれば現実的な解はあると森は踏んでいます。

個別で生産性があがれば全体への波及効果もある、ということにも留意が必要です。

一方で筋の悪い解であれば個別最適、全体改悪となり得ることにも留意が必要ですね。


今日はここまで。


それでは本日も張り切ってまいりましょう。

本日もご安全に。

 

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この記事を書いた人

なにわの合格請負人  Masanobu Mori

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