さて、皆様お疲れ様でした。

そろそろ解答速報についてはこれにて終了したいと思います。

皆さんの貴重な意見である程度の精度良いものになったと思います。

 

あとは工学会の正答を待って、私自身も答え合わせをしたいと思います。

コンクリート診断士において初めての解答速報作業となりましたが、おかげ様でレベルアップした気がします。

まだまだインプット重視で研鑽を重ねていきたいと思います。

 

本日は大変疲れました。

毎回の事ですが、解答速報を考えるのは本当に疲れます。

全神経を集中しているので終わった後の疲労感が半端ないんです。

 

ということで明日はお休みします。

皆さんもしっかりと休憩して下さいね。



【お知らせ】

遅くなりましたが、解答速報ドラフト版を公開いたします。

ID:next1220

パスワード:next1220


【解答速報】

http://www.next2020.jic-tec.com/test1220.html

 


 

【お知らせ:疑問点】

問題1

Q.水和熱によるひび割れが貫通することはほとんど無いと過去問で読んだことがあるのですが、いかがでしょうか。

A.一般にマスコンにおける外部拘束ひび割れは貫通ひび割れとなることが多いため最大限の注意が必要となります。

 

問題5

Q.「火山岩の結晶は細粒化」ではないでしょうか。

A.砂岩、石灰岩ともに遅延膨張性を有していますね。

この粗粒化、細粒化の部分で戸惑っています。

このご質問をくれた方、ソースがあれば教えて下さい。

Q2.2007-7より,火山岩から深成岩ほど粗粒化する,となっているため,火山岩は細粒化でいいと思います.であれば,④が答えです.

A2.そのソースが欲しかったんです!火山岩:斑状組織、深成岩:等粒状組織までたどり着いたのですが、それが粗粒、細粒と呼ぶのかまでたどり着きませんでした。

ということで④に訂正します。

こちらは皆さんソースのご提供ありがとうございました。少々疲れてきて頭が働きにくくなってきてます笑

 

問題15

Q.回答②が正解かと思いました。以下の論文にはリグニンスルフォン酸にUVスペクトル法は有効と書かれています。またリグニンスルフォン酸の分子構造にはベンゼン環があるようです。(C)はベンゼン環を含まない分子構造を記載するのではないでしょうか。その場合ポリカルボン酸が回答になると思います。 論文:https://www.gbrc.or.jp/assets/documents/gbrc/GBRC178_863.pdf

A.すみません、UVスペクトルはリグニン系に有効です。

問題は「適用することはできない」でしたね!

うっかりミスです。すみません。

これは(2)でしょうね!修正します!

 

問題18

Q電磁波レーダで実測よりも小さい値になったということは、乾燥していたために手前に来たということでは無いですか?? そして、その場合は誘電率を下げてやれば良いのではないですか? 回答お願いします。

A.かぶりが実際の値より小さく出たということですよね。

ということは誘電比率が大きく設定されていたということですね。

コンクリートと水では誘電比率が異なり、水が多い方が誘電比率は大きいとなりませんか?

ということで初期値よりも誘電比率を小さくしたということでは?

Q2.誘電率が大きく設定されていたということは,想定では含水率が高かった,しかし実際は「想定よりも含水率が小さかった」ということで,④になりませんか?

A2.ん?頭が混乱してきましたよ?

時系列でいくと、

①比誘電率が大きく設定されていた(つまり含水率を高く見込んでいた)

②だからかぶり厚さが小さく測定された

③含水率を想定よりも低かった、、、

ですか!

頭が混乱してきましたが、これはおそらく④が適当となりますね!

訂正します!

 

問題21

Q.打ち込み速度ではなく型枠を取り外すのが早いためにサパ周りで沈下したのではないでしょうか?

A.型枠を外す時期は明記されていないものの、一般にブリーディングの影響が大きいとされています。

打ち込み速度が速いということはブリーディング量が多いと考えられますね。

Q2.打ち込み速度が速くブリーディングご多い場合、セパの横ではなく、セパ下に沈下が起こるはずですか? 当設問は、型枠の早期脱形により乾燥収縮が進んだものと思いますが。

A2.可能性としては乾燥収縮も考えられるとは思います。

一方で断面寸法が600mm×600mmであり、そこそこ厚い部材であることを考えると、乾燥収縮というのは考えにくくはないでしょうか?

また、沈下ひび割れはセパ下のみに生じるものではないようです。(もちろんセパ下もあろうかと思います)

https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1021057/hibiwarema.pdf

Q3.逆に600×600程度であればブリーディングの影響よりも強度発現を待たずに早期脱型したことにより沈下する可能性の方があるのではないでしょうか?

A3.設問ではそこまで書かれていませんが、強度発現を待たずに早期脱型を想定しているとは考えにくいですね。またこの厚さであればある程度内部温度は高くなることから強度発現は速いと思います。

 

問題23

Q.端部は上側鉄筋が引っ張りではないでしょうか?

A.問題として、

「上端鉄筋が(A)側となるスラブ端部の柱から」

とあり、これ読み方が難しいですね。

・「上端鉄筋が圧縮側となるスラブ」の端部の柱から

・「上端鉄筋が引張側となるスラブ端部」の柱から

さて、どちらが適当でしょうか。端部のであれば上側が引張側で適当かと思います。

冷静に考えると後者の方が適当な感じはします。

なお、以下のような意見も頂きました。

Q.(A)についてはこの画像の上側鉄筋は引張側鉄筋ではないでしょうか。引張側鉄筋のかぶりを大きくとったことにより、鉄筋が圧縮側によったことにより、曲げ剛性が設計の想定より低くなったと思いました。 ④を回答と思いました。

Q.単純に引張側の鉄筋のかぶりが大きかったために,想定よりも中立軸が上に移動してしまい,曲げ剛性が小さくなった,ということではありませんか?であれば,②が正解と思います.

A.皆さんの回答として、全体として②が一番多く、次に④が多いです。

ここは意見の分かれるところでしたが、②でファイナルアンサーにしたいと思います。

 

問題26

Q.写真4にシリカゲルが見られない、亀甲じゃなく、主鉄筋にそったひび割れでない、写真2が過去問に似たようなのがあるので、熱膨張じゃないですか??

A.写真3より白色の物質が見られます。これがASGであればASRだと思われます。写真4はおそらくASGの画像であると思われます。

 

問題27

Q.当初はエトリンガイトで①とおもいましたが、b部はa部より激しく劣化しないと考えます。(2013年過去問より)また硫酸ナトリウムの文献(硫酸ナトリウム、劣化で検索)もあるようですので、③と考えます。

A.これは確かにそうかもしれません。

https://www.gbrc.or.jp/assets/documents/gbrc/GBRC155_777.pdf

乾燥状態の方が硫酸塩劣化が著しいことを考えると③が適当かもしれません。

修正します。

 

問題33を(2)としました。

おそらく適切かと思いますが、はたしてこの劣化の原因はなにでしょうね?

内陸部ということですが、凍結の有無などは不明ですよね。

水の関与があり得ると思いますが。

Q.変状原因はASRではないでしょうか?凍結防止剤による塩害の可能性もあるでしょうが、腐食の形跡がみられないこと、2018記述のASRのメカニズムと酷似していると思いました。 以上よりASR対策に相反するBCは不適と考えました。

A.ASRもあり得るのかもしれませんね。いずれにしても水の影響は大きいでしょうから床版防水は必須でしょうね。

表面含浸をしたところでひび割れの進行を抑制することにはならないし、そもそもPC部材に対して電気防食も微妙な感じですし、もちろんASRであれば電気防食も基本NGですね。

なのでこの問題でその原因を考える事自体がナンセンスなのでしょうね。

 

【お知らせ】

お待たせしました。

ドラフト版をアップしています。

疑問点が何点かありますので後ほどアップします。

 

【お知らせ】

速報を出す時間となっていますが、もうしばらくお待ち下さい。

1930を目処に出せると思います。

 

 

 

皆様受験お疲れ様でした!

 

お疲れのところ恐縮ですが、皆様の解答を教えて下さい。

 

以下のフォームより入力頂けると解答速報ページのID,パスワードをお伝えします。

なお、コンクリート診断士Webコース受講者様はお使いのID,パスワードで閲覧可能です。

 

 

また、解答速報の内容に関する疑問や意見は、次のフォームよりお願いします。

いずれもメールアドレスや氏名などを入力する必要はありません。

匿名性は確保されますので安心して入力をお願いします。

 

精度の高い解答速報にするためにも、皆様のご意見をお待ちしております。

なお本日は「疑問」や「意見」についてのみ受け付けております。

「質問」は後日の対応となりますので、その旨ご配慮下さい。

 

入力していただけた方には速報ベースではありますが、解答速報をアップします。

IDとパスワードを入力して速報を確認して下さい。

解答速報は8割方の段階ではございますが、19:00を目処にアップしたいと思います。

歯抜けとなっている問題については本ブログで皆様に公開しますので、ご意見をお聞かせ下さい。

 

【解答速報】

http://www.next2020.jic-tec.com/test1220.html

 

入力していただけない方については22時までは解答速報を確認できませんが、22時以降は全ての方に解放したいと思います。

 

少しでも早く解答速報を知りたいという方は是非入力フォームからご自身の解答を入力して下さい。

 

数多く集まるとそれだけ確実性が上がります。

どうぞご協力下さい。


…モリマサノblog…

この記事を書いた人

なにわの合格請負人  Masanobu Mori

info@jic-tec.com

http://www.jic-tec.com

 

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