おはようございます。今朝の大阪は天気晴朗なれど外寒しです。被災地の冷え込みはさらに厳しいものと聞いております。心が痛むばかりです。被災者および関係者におかれましては心よりご見舞い申し上げるとともに、今以上の以外拡大がないことを祈るばかりでございます。遠く離れた場所から、直接何も出来ない無力感に胸が引き裂かれる思いを抱いております。

福島原発において、献身の作業に従事している東電および関連業者について国内のみならず海外メディアも称賛しております。危険を顧みず自己犠牲をもいとわないその姿勢にはただただ頭が下がる思いです。

twitterのタイムラインを眺めていると、こんなことが載っていました。
父は東電の技術系社員です。定年退職まであと半年という時に福島原発の事故が発生しました。思うように進まない復旧に、「今、しっかりと対応していなければ原子力の未来が変わる」と言って父は自ら志願して福島へ向かいました。

畑は違いますが同じ技術者として心より敬意を表します。ご自身、そしてご家族を犠牲にする覚悟を持ち、自らが邁進してきた技術の未来を案じ行動する。まさに技術者の鏡ではないですか。原子力に対してそこまでの思い入れを持っていらっしゃる方がいる限り我が国の原子力の未来は明るいでしょう。きっと福島原発復旧においても事態は収束していくのだと思います。その一挙手一投足を日本のみならず世界までもが注目しております。こんな時ですが技術者としてまさに晴れ舞台です。思う存分に技術力を発揮していただけたらと思います。私もコンクリート技術者として自らの命をささげる思いで職務に邁進したいと考える所存です。

今、我が国のそこかしこで心を揺さぶるドラマが生まれています。そのいずれもが誰かを、何かを思う気持ちから生まれた物です。思いやる気持ちが日本を復興し、さらなる高みへと導く。そう思いませんか。