昨日、父親から電話がありました。祖母が亡くなったとのことでした。小さい頃からずっとお世話になっていたおばあちゃんっ子の私でしたが、今は不思議と悲しくありません。私は大阪、祖母は福岡ということもあり、距離のせいもあるかも知れません。きっと祖母の顔を見ると現実味が湧いてくるのではないかと思います。

小さい頃母親の育児ノイローゼも会って、少しの間祖母に預けられていました。本当にお世話になりました。わんぱく盛りの怪獣みたいだった私を老体にむちを打って付き合ってくれた祖母には感謝してもしきれないほど、感謝しています。

人間、いつお迎えが来るか分かりません。正月に父親が福岡へ帰省したときに祖母が元気だったと言っていました。まだまだ元気で生きるぞといっていましたが、ひょっとすると父親はある程度覚悟をしていたのかも知れません。希望的観測を述べていたのかも知れません。人間の死亡率は100%です。死なない人間など存在しません。当たり前といえば当たり前なのですが、心が理解出来ていないようです。いつ何が起こるかわからない人生。悔いの無いように生きなさいとおばあちゃんが言ってくれているのかも知れません。