乗り越えた後に
何を見る。
こんにちは！
大川礼子です。
さて今日、4月23日は
サンジョルディの日
＝本の日。
…と言うことで、
今日のブログは
本！のお話です。
今から15年ほど前、
ごくごく少数の友人を除いて
それまでの関係を
一新したい！と思った頃に
新刊が出るのを
待ち望んでは
必ず読んでいた本が
ありまして。
それがこちら（左側） ↓
『みをつくし料理帖』高田郁 著
何度かドラマ化や
映画化されたので
ご存じの方も
多いかもしれませんね。
当時の私は、
それまで勤めていた
お仕事を辞めて
外回りの仕事になったので
電車移動の時間に、と
常にカバンには
本を入れていまして。
この『みをつくし料理帖』も
そんな時に
出合った本。
高田郁さんの本は
他にも『銀二貫』や
『あきない世傳 金と銀』など
好きなのですが
個人的には
生き方そのものにおいて
とっても勉強になったと
思っていましてね。
例えば『医食同源』の
言葉と内容から、
食べるものをそれまで以上に
意識し始めたのも
この頃でしたし、
今ではどちらかと言えば
よくないことに
使われることの多い
『忖度』の言葉も
本来は
他人の気持ちを慮ること、
推し量ること、の
配慮を示す意味で使うことを
この本から学びました。
で、タイトルに挙げた
『雲外蒼天』も、
雲を突き抜けると
青空が広がるように
どんな困難も
努力して乗り越えた後には
明るい未来がある、の
意味でしてね。
しんどいな、と
思っていた時期と相まって
自分と重ね合わせては
励みにしていた本です。
…なのですが。
今、改めて読むと
この本に対する
解釈が変わったと思う点が
ありましてね。
昔、自分が何かと
しんどいな…と
自分が思っていた頃は、
本当に『これでもか！』と
言うくらい、次々に
主人公の澪に
起こる辛い出来事を
『何で、澪ばかりが
こんな目に…！』と
一緒に戦っているつもりで
読んでいたんですね。
それが、今
パラっと読んでみただけでも
受け取り方が
全然違う！と面白く。
＊で、ブログ更新の時間が
遅くなる今←＾＾；
中でも、主人公の澪の
『努力』に対する
その印象は、
覚悟も決断も選択も
全くブレていない、
この一貫性で好き！！
…に、変わりました＾＾
ま、あれこれ書きましたが
艱難辛苦を
乗り越えた後に
広がる青空を見る澪に
『良かったなぁ、
ほんまに、
ようやってきたな』と
思わず声を掛けたくなる…
その点は何も変わらない
雲外蒼天、の
人生のお話で
乗り越えたい！がある
あなたにも
乗り越えた！の
あなたにもオススメ本です。
あ、ちなみに冒頭で
電車での移動用に買った、と
書いたのですが
私は涙もろくて
電車で読むのは無理！と判断し
自宅用に変わったことも
お伝えしておきますね＾＾；
＊その他の本の話も
書いています＾＾
＊こちらは昨年まで書いていた
試験対策ブログ。
↑の本棚、写真右の
『ぽっかぽか』について書いてます＾＾
ご訪問いただき
ありがとうございます。
お読みくださる
あなたの毎日が
安心と自信に充ちた
日々の積み重ねで
ありますように。
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