仕事と自分とのマッチング | 堀田孝治公式ブログ★クリエイトJ=自分➡人財➡日本を創造する

仕事と自分とのマッチング

こんばんは。堀田孝治です。

いま、私のメインの仕事のひとつは、「企業研修の講師」です。

大学生の時、まさか将来そんな仕事をするなって、頭の片隅にもなかったように思います。
漠然と広告業を目指すもうまくいかず、「モノでマスとコミュニケートだ!」と方向転換し、納得して広告でも有名な大手の食品メーカーに就職しました。
営業でスタートし、商品企画で挫折し、復帰後は総務、人事と違う畑で働くことに。
そして、課長になって、なんと大学時代の夢かない広告部に異動になったのです!
しかし、数年後に、独立を決意して、「研修講師」となった自分がいました。

おかげさまで研修講師が一番「自分に合った仕事」だと感じています。

では「自分に合った」というのをもう少し詳しく見てみると・・・・・
ワークショップのクラスに身を置くと、毎回ちがう会場、ちがう会社、ちがう参加者なのに不思議といつも調和した感覚を得るのです。うまく言えませんが、「居場所に帰ってきた」ような安心感を覚えます。
モチベーションやテンションが高いわけでもありません。どちらかといえば、営業の時の方がよっぽどテンションが高たったように記憶しています。
かといって、退屈を感じたこともありません。

「同じことの繰り返しで、正直あきませんか?」

と聞かれることがよくありますが、私はまったく「飽きる」という感覚はありません。毎回適度に緊張しています。
(「毎回同じ」などということも、実際にはありませんし。)
そして、地に足のついた、ジワッとした喜びとワクワクがあるのです。

仕事とのマッチングって、正直トライしてみないとわからないものです。
実際に営業をやったから、アンマッチな部分を思い知ったし、商品企画でも同じでした。
ですから、仕事を始める前に、「最高のマッチングを!」なんてムリだと信じています。

「マッチング」とは、頭で考えるものではなく、「五感で感じること」です。
ですから「業種」や「職種」で探して得られるものではなく、さまざまな場面を体験して、体感で確認される「状態」のことを指すのです。

「この仕事が合っている!」「これが自分の天職だ!」

などと力説しているときは、逆に要注意です。(経験者は語る)
本当にマッチングしているなら、そんな肩に力を入れたり、言い聞かせる必要はないでしょうから。

あなたが、「普通」で「自然」で、そして「調和」と「喜び」を感じるのは、何をしている時でしょうか?