2025年の振返り【仕事編 ❸新たに気づいた「7つの行動原則」研修の使命】
2025年の振り返り。仕事編の❸です。
1.若手向け:「現場OJT環境」の大変化!
2.新入社員向けに「3つの行動原則」研修を展開
3.新たに気づいた「7つの行動原則」の使命
1年に約1,000人の方に「7つの行動原則」をお届けした中でのトピックスや、気づきと学びは、大きくはこの3点でした。
今回は、最後の
3.新たに気づいた「7つの行動原則」の使命
について記します。
「7つの行動原則」の研修のプログラムは、端的に言えば、
「31歳で休職にまで追い込まれた私が、そうならないために、20代に受講すべきだった研修は?」
という問いから生まれたものです。
ですから、無意識の前提からして「若手向けの研修」でしたし、実際に「入社3年目の心得」として認知し、ご活用いただいてきました。
が、私の想定を超えたことが、数年前から始まったのです。それは、
全社員で「7つの行動原則」研修を受講する
というムーブメントです。
そして、2025年でも、あらたに1社様が実施をご決断なさり、1年で10回、約280名の方に集中的に「7つの行動原則」研修をお届けしました。
全社研修の、その大きな狙いは、
「共通言語化」
です。
振返りの❶でも書きましたが、いま、現場では、
「後ろ姿を見て学べ!」「いいからまずやれ!」
といった、昭和の?OJTも、もはや通用しなくなってきています。
現場のOJTは、「言語で、理由もセットで」丁寧に行うことが、どの企業でも求められています。
「では、そのように、丁寧に教えてあげてください!」
と上司やOJTトレーナーに依頼しても・・・・上司も、OJTトレーナーも、
「仕事とは何か」「そこに求められる行動は」
といったことを、
きちんと「言語化」できない!
のです。
そして、もし「言語化」できたとしても、その言葉が「共通」になっていなかったら・・・・
つまり、「仕事とは何か」「そこに求められる行動とは?」といった認識がバラバラだったら・・・・
「仕事」を求めても、「作業」をする。
「価値を創出しよう」といったら、「商品力を磨くこと」だけに注力する。
「コミュニケーションを大事にしよう」といったら、「話し方教室」に通う。
「主体的にやろう!」といったら、ひたすら前向きに、ポジティブに取り組む
・・・・
といった悲しいことが起きてしまうのです。
「7つの行動原則」研修を全社員で受講したら、
「『仕事』と『作業』の違い」「仕事に求められる具体的な『7つの行動原則』」「『価値』とは何か」「『信頼』とは何か」「『コミュニケーション』とは何か」「『主体性』とは何か」「『相手の立場に立つ』とはどういうことか」・・・・
といったことが、「共通言語」になります。
仕事の共通言語化が図れれば、OJTでも、会議でも、そのコミュニケーションは格段に早く、精度が高く、効果的になっていくのです。
そして、2025年に気づいた、全社員受講での、「7つの行動原則」研修のもうひとつの使命があります。
それは、
エンゲージメントの強化
です。
「7つの行動原則」研修は、エンゲージメント、つまり、企業と従業員との結びつきを、強くする、というのです。
これは、私も、考えていなかった視点でした。
この何年か、企業側は、「働きやすさ」を前面に出して、従業員をつなぎ止めようとしてきました。
具体的な施策でいうと、
「時短」「福利厚生の充実」「リモートワークの拡大」・・・
などです。
その結果、離職率が減ったかと言うと・・・
実は、ほとんんど以前と有意差が見られない、という話をよく伺います。
そして、むしろ、もっともつなぎ止めたかった、優秀な社員が辞めてしまったりする、とおっしゃるのです。
「働きやすさ」だけでなく、「働きがい」がなければ、社員に見切られてしまうのです。
「7つの行動原則」研修は、「働きがい」の原点を見つめ、伸ばすプログラムでもあるのだと。
そう言われてあらためて「7つの行動原則」研修に臨むと、いままで見えなかったものが見えてきます。
「7つの行動原則」研修を受講するベテラン層の方々からは、研修のスタート時は、
(何をいまさら学ぶのよ・・・・)
といった心の声が伝わってきます。
しかし、2日目になると、皆さん目を輝かせて、自分のことだけでなく、後進の育成のことも含めて、熱く語りはじめます。
「7つの行動原則」研修のメッセージは、そのプログラムは、そんなに甘いものではありません。ご自身の至らぬところを、嫌でも直視していくことになります。その点は、ベテランであっても容赦はありません。
しかし、終了時には、皆さん、私に笑顔であいさつし、背筋を伸ばし、すがすがしい顔をして、職場に戻られます。
そして、若手でもベテランでも、皆さんが、共通で口にする言葉があることにに気づきました。
それは、
「楽しかったです!」
という言葉です。
仕事は厳しいけど、楽しい。
その再認識が、エンゲージメントを強化していく上での、ひとつの重要なコアなのではないかと感じるのです。
