ヒューマンズタイプは
人の性質の構造を根源から理解する
タイプ論です
自然にしている時の自我の在処や意識の形・情報処理システムの違いによって分類しています
これにより
人類全体の中の自己の立ち位置と特徴をとらえることができ
自他の在り方の違い、得意な活動の違いがあると
理解できます
結果
自他の理解が進み
衝突が減ったり苦手な活動への対処がしやすくなったりします
また、自分のタイプを知っていると
いろんなアドバイスや知識から
何を取り入れて行くのが合うか分かるようになります
ヒューマンズタイプは
2タイプ3性質の全9タイプからなるタイプ論ですが
【図1】タイプの分け方説明図
まずは
BeタイプとDoタイプの話をしていきたいと思います
【図2】図１より抽出したBeタイプとDoタイプ
Beタイプの方は
『存在』重視
気配とかオーラとかで世界を認識しています
自分の周囲に現実世界と他者の存在があることは認識してはいますが
『自分というものは他人とは完全に隔たった存在であり
自分が認識していったものが自分の世界を形作っていく』
という考えをベースにし
また
『各自がそのような固有の世界を持っている』
と考えているため
基本的に意識の大半が『自分』に収束しがちです
【図3】意識が自分に収束していく
この状態で他人のことを考えても『一生懸命相手のことを考える自分』となる
Doタイプの方は
『言動』重視
行為や目に見えるもので世界を認識しています
自分という存在が固有のものであるという認識はしていますが
『自分を含め、人というものは代替可能なものであり
社会の中でどのような役割をしたかによって
ポジションが確定されていく』
という考えをベースにし
また
『皆、社会を構成する一部である』
と考えているため
基本的に意識の大半が『他者』へ拡散しがちです
【図4】意識が他者へ拡散していく
この状態で自分のことを考えても『自分の気持ち』や『好き嫌い』『やりたいこと』などは思い浮かばない
次に
BeタイプとDoタイプの特徴について
通常、人が『自分』として認識しているものを
ここでは自我と呼びます
BeタイプDoタイプそれぞれに
自我が行き来する領域があります
また
『心』『感情』は身体にある
と定義します
【図5】BeタイプDoタイプそれぞれの特徴と自我の領域
Beタイプは
自我（緑の人型）が行き来できる
内的世界という空間を持っています
内的世界とはBeタイプの人なら必ずある
固有の精神世界です
自我は身体から内的世界にかけて存在し
深く考えたりよく感じ取ろうとしようとするときには
内的世界に帰還します
その際
身体から『心の一部』をお持ち帰りしていて
それを『心』と認識します
Doタイプは
自我（脳のところにいる小さい青い人型）とは別に
常に自他を観測している存在がいます
それをここでは観測の目と呼称します
観測の目とはDoタイプならば必ずある
肉体の目以外のもう一つの目であり
意識的にも無意識的にも発動します
自我は身体から観測の目にかけて存在し
その間をシームレスに行き来します
（ほぼノータイムかつ基本的に無意識で起こるので感じ取れないことの方が多い）
その際
自我のいる場所で感じることを
『心』と認識しています
（身体にいる時、頭にいる時、観測の目にいる時とで
感じるものは違ってくる）
【引用１】
三原和人 著
『はじめアルゴリズム』9巻 p.31 より
『観測の目』こんな感じで頭の後ろ斜め上に目がある感覚
【引用2】
三原和人 著
『はじめアルゴリズム』8巻 p.131 より
共同執筆：並木レイナ
長すぎるので一旦切ります
個人セッションやってます
