こんにちは
毎日のように外で遊んでいた次男は、学校に行かなくなってからは同じ小学校の子とは全く遊んでおらず、顔を合わせないように避けてきました。
一昨日、次男の同級生と、同級生ママが来てくれました。
「次男と遊びたい」と。
絶対遊ばないだろうなと思いながら次男に伝えると、ニヤッとしつつも
「無理!絶対遊ばない!」って断固拒否。
次男の同級生は外で遊び始めました。
私が
「外で遊んでるよー。天気もいいし、長男も外で遊んできたらー?」
と言うと、長男はすんなり出ました。
自分の同級生じゃないから気が楽なのか、「誰にも会いたくない!」の時期は越えたからなのか分かりませんが、普通でした
そして次男。
靴を履いて玄関にいます。
どうしてもここから一歩踏み出せないようです。
本当は遊びたいんだね
次男「お母さん先に出て!そしてまた後で戻ってきて!」
私は外に出て、同級生ママとちょっと話して、また玄関に戻りました。
次男「無理…無理…なんで長男はすんなり出られるの!?」
次男「うぅー吐きそう」
私「無理ならやめる?」
次男「俺は暇だから遊びたいんだよ!」
私「そっか、暇だから遊びたいよね…」
玄関の扉に何度も手を掛けますが、どうしても開けられません。
何度も深呼吸をしています。
次男「1人の方が出られそうな気がするからお母さん先に出て!」
再び私1人で外に出て、同級生ママと談笑をしていました。
しばらくすると、次男が出てきました
次男、気力を使いすぎて地面に突っ伏してしまいました
かなりの勇気を振り絞った事と思われます
同級生は「久しぶり」とも「学校においでよ」とも何も言わず、普通に接してくれました。
『普通』って、ほんとにありがたいですね…
特別なリアクションもなく、いつも通りの接し方がこんなにありがたく感じるとは思いませんでした
しばらくして気力を取り戻した次男は、同級生と長男と一緒に遊びました
近所の小学生も何人か通ったりしましたが、誰も何も言わず、長男も次男も普通に遊んでいました。
夜、明らかにテンションの高い⤴⤴次男。
次男「俺、ずっと玄関に居たよね!?」
私「そうだねぇ、ずっと玄関に居たね」
次男「15分は居たよね!?」
私「そうだねぇ、そのくらいかなぁ?」
次男「明日も遊ぶから!」
そうだ、それでこそ次男だ
お前さんは、ケガをしたりドロドロになったり、帰宅予定時間になっても帰って来なくて何度も探しに行った事があるが、それでも毎日遊ぶ。
それが次男なのだ
長く休めば休むほど一歩踏み出すのも大きなパワーが必要となります。
これから先のことは分かりませんが、この日、玄関から一歩出られた勇気はとても価値があるものだと思います