こんにちは
さくまあいこです。
おとといの「関ジャム」というテレビ番組を見た方いらっしゃいますか?
サザンオールスターズの原由子さんの特集だったのだけど
桑田佳祐さんが、ところどころ文章でコメントしていて
その言葉がどれも私の心をうつ言葉ばかり。
全てがアーティストとして答えているコメントなのだけど
なんだか私の魂が震えて仕方なかった。
桑田さんの言葉から、夫婦愛を感じたからだと思います。
彼女が44年も変わらない声なのは奇跡。
彼女自身のオーソドックスを貫く生活態度
人生観も如実に表している気がしてなりません。
という桑田さんの言葉。
私のイメージでは、
原由子さんって決して派手な人じゃない。
それでいて自分を持っている穏やかな強さがある人に感じます。
私の勝手なイメージですけど。
日本を代表する超ビッグバンドのボーカルで、女性から大人気だった「桑田佳祐」の妻。
過激な女性ファンから「出ていけ!」と突き飛ばされたこともあったとか。
同じバンドの中で何十年も続けてこれる人だから、ぶれないものを持っているんだろうな。
その凛とした彼女の生き方を、桑田佳祐さんは尊敬しているんだろうなって
伝わってきました。
今で言うKing Gnuくらいやんちゃ感があって、女性からキャーキャー言われていたのを若い方は知らないかも。
「女性にブランド品をあげると喜んでもらえるけど、石ころをあげるときょとんとする。
原さんに石ころをあげると、これは何か意味があるに違いないとずっととっておいてくれる、そんな女性です」
と桑田さんが原さんについて答えていたのを何かで読んだことがあります。
おとといの番組で、最後に「原由子の存在とは」と桑田さんに聞いた答えがありました。
44年の航海の中で、
彼女はサザンオールスターズの羅針盤であり
桑田佳祐にとっての灯台であると思う。
最後のこの言葉で、完璧に私はやられました。
音楽番組なんだけど、
1本の夫婦の映画を観た気分。
一見、やんちゃで派手な夫と
一見、地味なタイプの妻という夫婦。
だけど、桑田さんには原さんが本当に必要なのだなって。
その灯があるから、安心してチャレンジができるのでしょうね。
見逃した部分は翌日TVerでもう一度観て、また泣きました。
夫婦の関係は、ドキドキやワクワクというものではない関係です。
生活を一緒にしていくことだから。
毎日がパーティーのような時間じゃない。
生活していくことって「地味なもの」です。
だけど、心の中には静かに穏やかな「愛」がある。
そんなことを言うけど、あいこさんはずっと夫を愛していたのですか?と聞かれると
夫への愛が、見えなくなっていた時が私にはありました。
あんな夫、もう本当、嫌!って思うことが何度もあった。
だけど、そんな時期でさえ、私の心のずっと奥には夫への愛はあったのだと思う。
過去に不倫をしてしまった、うちの夫も
私への愛はずっとあったのではないかなって。
それも思うの。
不倫の関係とは違って
きらびやかなものとはほど遠い夫婦。
だからこそ、本当の自分のまんまでいられる安心する場所。
それが私の求めている夫婦愛です。
そのためにも、私が毎日を丁寧に
自分に正直に生きていく。
そんな時間をこれからも続けていきたいな。
最近、サザン聞いていなかったけど、また聞いてみよう。
ミス・ブランニュー・デイの前奏を聞くと、一瞬で中学生だった私とすぐにつながります。
みなさんはサザンの中でどの曲が好き?
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