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昨日、テレビでたまたまやっていたアニメで、
なんだか良いことを言っていてね。
そのアニメはテニスで強くなっていく、
というストーリーなのだけれど、
ある選手が、
「ライバルを打ち負かすため」に
強くなろうとして、
だんだんと卑怯な手を使ったり、
自分らしさを失っていく…
そして、それである程度のところまではいくけど
最後には
「自分らしさ」全開の相手と戦って負ける、
というもの。
これ、めちゃくちゃ大事なこと言ってる！と思って
よく内容もわからないのに
そのシーンだけ強烈に惹きつけられたの。
以前も鬼滅の刃の話をどの記事かでしていて、
簡単に言えば
鬼は、誰かに勝つために鬼になることを選ぶの。
でも、鬼殺隊は、誰かに勝つためではなく
自分に勝つために、鬼にならない生き方をする…
そう思えば会社員時代の私、
鬼だったな（笑）
鬼殺隊にやられてたな（笑）
誰かよりすごくなろうとして、
あがいていたなあ…
「誰か」は常に入れ替わり、
一人に勝つとまた次の新手を見つけるの（笑）
だから、永遠に戦い続けなきゃいけないし、
しんどいよ。
なぜ、「誰か」をまた探し出して、
勝とうとするのか？
同じことを繰り返す自分の心の中を見なきゃいけない。
どうしてだと思う？
新しい敵に勝って、
強くなって、
褒めてもらいたいんだよね。
自分はすごいよ、役に立つよって、
認めてもらいたいんだよね。
でも、もう大人になって今、
いったい誰に？？？
それよりも、
自分がなりたい像があって、
それを目指して「誰も」視界に入れない方が
幸せだし、楽しい。
その境地までいけると、
必ず夢は叶うし、
気づけば敵にしていた人たちを超えちゃってる。
大事なのは誰かに勝つことじゃないよね。
勝っても、褒めてもらえる訳じゃないし
すごくなる訳じゃない。
誰か、は「なりたい自分になるための参考資料」であって
闘う相手じゃない。
「自分らしさ」と、
「自分はどんなふうになりたいか」
そのほうが、１００万倍大事だよね。
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