こちらの続きです。
世のなかの多くの人が知らないのは、
実はお金があるからって幸せだというわけでは、ないということだよ。
知ってる?
僕の国は、
水、電気、医療費、教育費がタダなんだ。
国が豊かだから、政府が払ってくれるんだ。
でも、ただお金があったって、幸せとは限らないだろう?
僕は、心の満足を追いかけている。
それだけなんだ。
その話を聞いて、わたしもこう答えました。
「わたしも、長らく日本で、製薬メーカーの営業をしてたんです。
でも、その仕事は好きではありませんでした。
それで、病気になったんです。
そのときに、何かおかしいと思って、生き方を変えました。
それまでは、お金を追いかけている人生だったと、思います。
地位や名誉、お金、認められるか、それが人生の基準でした。
でも、心のワクワクに従ってみようと、生き直したんです。
それでブログを始めたら、今では5冊の本を出版するようになりました。
わたしも自分の講演で、いつもこう言ってるんですよ。
『お金を追いかけてはいけない。喜びを追いましょう。そうすれば、お金があなたを追いかけてくるから』と。」
すると彼が、
「まさにその通り!!」と言いました。
「僕の兄もね、
大学で、興味がない経営学を学んでた。
でも、好きなことをやらないと、毎日嫌な気分で終わるぞって言った。
そうしたら、好きなマーケティングを学び始めて、
今ではそれが仕事になって、とても幸せそうだよ。
お金があるから幸せじゃない。
喜びを追うから、幸せなんだよ。」と。
彼も、読書家でたくさんの本を読んだそうです。
アラブの豊かな地域では、有り余る豊かさがあるために、
食事も平気で捨てていたそうです。
でも、それは違うと、警鐘を鳴らした。
残すのは豊かな証だ、という国民感情を、
豊かだからって残すのはクールじゃない、という風潮に変えたそうです。
今では、残った食べ物は持ち帰る文化になった。
こんな話を、
中東の、日本から遠く離れた成功者とできるなんて、思ってもみませんでした。
すごくないですか?
今のわたしたちに必要な話が、
予期せぬ国から飛んでくるなんて!!!(笑)
宇宙さんの軌道、半端ないわ~
この話に結論をつけるのは、やめておこうと思います。
この話を聞いて、どんなことを感じましたか?
日本人の多くの人があこがれている、
「あれがあったら、これがあったら…」
これらをもう全て手に入れた国のお話から考える、豊かさと幸せ。
ちょっと、感慨深いですねえ…
ちなみにわたしが提唱する豊かさとは、
自分らしく生きて
好きなことができて
そして人とのつながりができた上で
経済的にも余裕ができること、を言います。
そんなお話を、
来週末です!
紀伊国屋博多にもありました