ここしばらくずっと、他力の使い方について考えていたのですが、それがちょっとまとまったのでシェアします。
 
よく、「他力を使おう!」と聞きませんか?
 
まず他力って何かというと、簡単に言うと
 
「人の助け」ということです。
 
たとえば何かを成し遂げるにも、やっぱり一人ではできません。
 
例ですが、水晶ノートが新バージョン作成中なのですが、
 
ノート1冊とっても、製紙工場の人、印刷会社の人、デザイナーさん、製本工場の人、箱詰めの人、検品の人、出荷の人(まだネットショップができていないのですが)と、たくさんの方に助けて頂いています。
 
これ一人でなんて、とても無理なんです。





けれども、全てひとりで抱え込んでしまう人や、他人に甘えられない人は、自分でやろうとします。
 
起業している人にありがちなのですが、
 
全部ひとりでやる、という人。
 
起業したてのわたしもその一人でした。
 
ブログを書いて
 
本を読んだりして研究して
 
セミナーに参加して
 
セミナーを開催して
 
個人セッションをやって
 
グループセッションをやって
 
申し込み管理して
 
会場手配して
 
事務処理して…
 
こんなふうに、全て一人でやっていたんです。
 




でも、そうなると自分がやりたいことができなくなる。
 
そこで、当時サラリーマンで(しかも製薬メーカーの管理職だった)旦那さんに、
 
「もう無理です、手伝ってください」
 
と伝えました。(結婚してるのに一緒に夕食を食べられるのが月に2回ほど、というくらい彼は忙しかったのに、手伝ってもらいましたw)

 



彼が申し込み管理やセミナーの会場手配、付き添い(クソ忙しいのに土日のセミナーに来てもらっていました。当然、彼は休みゼロでした。我ながら鬼だったと思います)、事務処理など手伝ってくれるようになり、
 
わたしはさらに自分のやりたいことに集中できるようになりました。
 
すると、ビジネスの規模も大きくなっていき、循環していきました。
 
また、うれしい誤算で、わたしのセミナーを間近で見るようになった旦那さんが、
 
「こうやってたくさんの人を笑顔にできる仕事なんだ」と理解してくれたことが、より大きなサポートを得る結果となりました。
 




彼がわたしの仕事を全面的にサポートしてくれるようになり、
 
彼を通じて、またたくさんの人のサポートを得られるようになりました。
 
そうして、実績も経験もないわたしたちが、いろいろな会社さんに助けてもらい、商品開発ができるようになったんです。
 
あんまり話していませんでしたが、ノートの紙も、製本も、ボディオイルの工場も、香料会社さんも、普通に考えたら、ド素人のわたしたちがとてもお付き合いしてもらえるような会社さんではありません。
 
製本会社さんは、某有名ブランドのノートを作っているところだし、ボディオイルの工場も、とある世界的なサミット会議で各国の首脳にお土産として渡される商品を作っているようなところ。
 
それが、いろいろなご縁があって、力を貸してくれることになったんです。
 
こんなにたくさんの人の力を借りられるようになり、2年前に脱サラして、何も人脈がなかったわたしがブランドデザイナーとして、また講演家として、作家としてやりたいことをやらせてもらえるようになったのだと思います。
 





決して今の自分が、他力をうまく使えるような人間ですとは言えないのですが、
 
サラリーマン時代と大きく異なる点がふたつあります。
 
それは、
 
①自分がやりたいことやビジョンを、堂々と言えるようになったこと
 
②自分の力を客観的に見切ることで、他人の力を信頼できるようになったこと
 
です。
 
 



①自分がやりたいことやビジョンを、堂々と言えるようになったこと
 
ワンピースやナルトを見てもそうですが(笑)
 
人って、「こんな夢があるんだ」とキラキラした目で言われたときに、つい手を差し伸べたくなりますよね。
 
だからまずは、自分がどんな夢があるのか、どんなことをしたいのか、はっきりさせること。
 
 


 
そして
 
②自分の力を客観的に見切ることで、他人の力を信頼できるようになったこと
 
ですが、全てを自分で抱え込む人の傾向として、

経験が少ないために、自分がどこが苦手で、何をやらせたらできないのか、また何をやらせたらできるのか把握していない
 
ということがあります。
 
だから、できると思って抱え込む。
 
そうなると、できる人に対するリスペクトができなくなります。
 
他者への信頼ができなくなるからです。
 




サラリーマン時代のわたしは、
 
①夢をはっきり語れなかった。恥ずかしくて、バカにされるのが怖くて口に出せなかった。

②失敗を恐れてチャレンジしなかったので、自分が何が不得意か把握していなかった。他者に対する信頼やリスペクトゼロ。
 
ということです。




 
対して今の自分は、
 
①どんな夢でもとりあえず口にだす

②失敗しまくっているので、「自分にこれやらせちゃいけないな」とわかっている。自分にできないことができる人を信頼し、リスペクトできる
という感じです。
 




なぜここまで詳細に分析しているかというと(笑)
 
わたしのセミナーや講演に来る人は、他力の使い方が下手です。
 
いや下手レベルではありません。
 
鬼クソ下手です。
 
だから、夢が叶いません。
 
 



最近、より強く思っていることがあります。
 
やっぱり才能じゃねえな、と。
 




それより、人に助けてもらえる人がやっぱり強い。
 
他力を使うとはすなわち

自分の弱さを知るということ。
 
だから、大きな夢を叶えるほどに
 
こうべを垂れていくんですね。




だから、強くなくていい。

弱いあなたのままで、いいんですウインク
 
最近、自然に身を置くことが多いのですが、それは「自分って小さいなー」と感じるためかもしれません。




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