「動けない自分=怠け者」って思ってしまうこと、ありませんか?

でも実は、動けない人の多くが、
まじめで、ちゃんとやりたい人なんです。

私もそうでした。

  • どうせやるなら意味のあることを

  • やるならしっかりやりたい

でもこの「ちゃんとしなきゃ」が、
行動のブレーキになることがあるんです。

心理学の研究でも、
完璧主義な人ほど、始めるのが苦手というデータがあるんですよ。

だから、自分を責めないでくださいね。
あなたのその「ちゃんとやりたい気持ち」は、素敵なことだから。

次回は、そのブレーキを外す**“軽やかな行動”のコツ**についてお伝えします🌱

前回、「やりたいのに動けない」モヤモヤについて書きました。

これ、あなたの“やる気”のせいでも、
意思の弱さのせいでもないんです。

むしろ、脳が正常に働いている証拠。
その理由は、脳に備わっている「ホメオスタシス(恒常性)」という機能にあります。

脳は、「変化」を“危険”と判断します。

たとえポジティブな行動でも、
「未知=不安」だから、ブロックしようとするんですね。

つまり、

行動できないのは、ダメだからじゃなくて、脳が“いつも通り”を守ろうとしているから。

それを知ったとき、ちょっとホッとしませんか?

じゃあ、そのブロックをどう乗り越えるのか?
次回は、「完璧主義」が行動を止める仕組みについてお話しします。

最近、ふと思い出した言葉があるんです。
堀江さんの

「バッターボックスに立って、バットを振り続けろ」

という言葉。

そして、昔話の桃太郎。
どんぶらこと流れてきた桃に、手を伸ばすあのシーン。

この2つ、じつは共通してるんです。
それは「行動することの大切さ」。

でも…
頭ではわかってるのに、実際にはなかなか動けなかったりしませんか?

私もまさに、最近そうでした。
やりたいことはある。想像もしてる。
でも、手が動かない。なぜか踏み出せない。

その理由に、もっともらしい「言い訳」も浮かんでくるんです。

  • まだ準備不足だから

  • 他に優先すべきことがあるから

  • タイミングじゃないから

でも…これ、全部ウソじゃないけど、本当の理由でもないって知ってました?

次回、行動を止める「脳のメカニズム」についてお話しします。

「ちゃんとしなきゃ」 「あの人みたいにならなきゃ」

そんな“べき思考”に押しつぶされそうな時は、

「これは私の理想?それとも誰かの期待?」

と問いかけてみてください。

心理学では、これを**「内在化された規範」**と言います。

つまり、自分でも気づかないうちに、 “誰かの価値観”で動いてしまっている状態なんです。


📌 おすすめワーク:

  • ノートに書いてみましょう📝 「私がやりたいこと」 「やらなきゃと思ってること」

この2つを書き分けてみると、 「義務感」の奥に隠れていた“ほんとの願い”が見えてきます✨


🌈 シリーズ最後に:あなたは、誰の人生を生きたい?

他人を思いやるのも、気を遣うのも、 とても素晴らしいこと。

でも、自分の感情を後回しにしてばかりいたら、 いつか心が枯れてしまいます。

「私の本音は、どう言ってる?」

今日だけでもいい。

自分を優先する選択を、ひとつだけしてみませんか?🌸


📌 今日の問いかけ:

「最近、ほんとはこうしたかったのに…ってこと、ありましたか?」

その気持ち、ちゃんと拾ってあげてくださいね☺️

「頼まれたらついOKしちゃう…」

その優しさ、すごく素敵です。

でも、それで自分が苦しくなっていたら?

自分を大事にするためには、“No”も優しさの一つ。

私はまず、“反射的なOK”を減らす練習から始めました。

📌 予定を聞かれたら… →「ちょっと確認してから連絡するね」

📌 LINEの返信を求められたら… →「今ちょっと立て込んでるから、また後で返すね」

こうやって、“ワンクッション”置く癖をつけるだけで、 自分の気持ちを整理する時間が持てるんです。

心理学ではこれを「レスポンス・インヒビション(反応抑制)」といいます🧠

即レスじゃなくてOK。 あなたの感情にも、タイミングにも、ちゃんと“選ぶ権利”があるんです。


📌 今日のひと工夫:

「少し考えてから返す」だけで、人生は整い始める。


▶️ 第5話へつづく