※※※あらかじめお伝えしたいこと※※※
現在の娘は、栄養士さんからの食事指導に基づいた内容の食事を摂っております。
食事に関して、不安を感じることがあるものの、日常では規定の食事を楽しんでおります。
外食に関しては、自宅での食事を調整することで楽しんでおります。
これまでのブログで言葉足らずのことが多く、疑問を持たれる方もおられたと感じます。
ブログでは、詳細を書いていないこと、書き忘れることも多々ございます。
ご気分を害されることも在ると存じます。
その節は申し訳ございません。
言葉足らずではございますが、お読みいただいている方々がおられること、とても感謝しております。
ありがとうございます。
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昨日の続きです。

娘が倒れたのは、栄養失調と水分の摂りすぎによるナトリウム不足だった。

水分の摂りすぎには訳がある。
それは、倒れた日に私との約束の体重測定があったから。

娘は、体重測定の前には水を大量に飲んで、体重のかさ増しをしていたそうだ。

いつも吐き気をこらえながら、体重測定に臨んでいたそうだ…。

入院中は、寝たきりの絶対安静で、とにかく体重を増やすことだけの治療だった。

娘は、入院中は退院をするために必死で食べていた。
私も、娘が食べていさえすれば安心、という考えだったので、娘の本心に寄り添うことはなかった。

今、思い出したのだが、お医者様から娘の生存率の話もされたな…。

あれは驚いた…。
まさか、娘が死に近い状態だとは夢にも思っていなかったからね…。

そして、無事、というか、ほぼ無理やり退院をし、しばらくは食事量は保っていたのだが、やはり心の治療ができていなかったため、入院前よりも痩せてしまった。

万事休す… 
手立ては皆無…

そう感じたときに、私は「子どもの摂食症状を治すのは、母親が幸せになること。」という情報に出逢ったんだ。

そんな訳ないだろ!と思う気持ちと、もうこれしか方法は残されていない…という気持ちだった。

その中で、まず私が娘に対してやったことは…

「あなたの好きに食べたら良いよ。」

という言葉がけ。

これはね、本っっっ当に怖かった。
一か八かみたいな感覚だったな。

だって、食べていない娘に「食べなくて良いよ。」と言ったのと同じだから。

でもさ「食べて!」と言ったって、娘は食べないんだもん。

で、娘の反応。
嬉しそうだったし、戸惑っている感じだったな。
「本当に好きにして良いの?」
ってね。

で、予想通り、食事量はガクンと落ちた。

「これで良かったのだろうか…。」
「私はとんでもないことを言ってしまったのではないか…。」
「やっぱり『好きにして良い』と言ったことを取り消してもらえないだろうか…。」

そう後悔の嵐だった。

でもね、娘の表情は明るかったんだよね。

「お母さんが、私の好きにして良いって言ってくれたから気が楽になった。」
って言ってくれてね。

でもね…本当は毎日怖くて怖くてたまらなかった。
日に日に痩せていく娘を見て…。

でも一方で、娘の心は癒されていっていることも感じていて。

私の場合は、こんなふうに娘に向き合っていました。

これが正解なのかは、正直わからないです。

だから、こうやってください!とは言えません。

だって摂食症状は、生命を落とす可能性だってあるから。

でも、摂食障害を治すには、その子の心に寄り添うこと、これは確実です。

そして、子どもに寄り添うためには、まず自分の心に寄り添うこと。

次は、このことについてお伝えさせていただきます。

旅行中のディナー♡

娘がジュースを頼むだなんて…。

夢のようだった…。