※※※あらかじめお伝えしたいこと※※※
現在の娘は、栄養士さんからの食事指導に基づいた内容の食事を摂っております。
食事に関して、不安を感じることがあるものの、日常では規定の食事を楽しんでおります。
外食に関しては、自宅での食事を調整することで楽しんでおります。
これまでのブログで言葉足らずのことが多く、疑問を持たれる方もおられたと感じます。
ブログでは、詳細を書いていないこと、書き忘れることも多々ございます。
ご気分を害されることも在ると存じます。
その節は申し訳ございません。
言葉足らずではございますが、お読みいただいている方々がおられること、とても感謝しております。
ありがとうございます。
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昨年の12月のこと。
娘は推しのライブに参戦するため、お友達と新幹線を使い、泊りがけの遠征に行きました。
このライブに申し込みたい、と娘に言われた時、拒食症状が著しいときだったため、私は非常に悩んだ。
もちろん行かせてあげたい。
「行ってきなー!楽しんできな!」と笑顔で認めたかった。
でも、やっぱり怖かった…。
私と行くのであれば、体力のなくなった娘を休ませながら参戦することはできる。
でもお友達と行くとなると…。
娘は無理をするだろうし、何よりも食事に関する不安が大きかった。
その頃の娘は、食べられる食材が少なかったし、(いわゆる許可食というもの)量も少なかった。
外食はたまにしていたが、それも自宅での食事量をかなり減らして臨んでいたし、外食先もヘルシーなものを選んでいたし。
つまり、お友達と遠征に行けば…
食べる先は決まっていない
食べる時間も決まっていない
何を食べるかも決まっていない
と、ないないづくしだったんだ。
しかも、泊まりで…。
私は正直「娘には無理だ…。」って決めつけていたんだよね。
だって娘は、自分のルールが在って、それが少しでも崩れるとパニックになって不機嫌になってしまっていたから。
お友達にも迷惑をかけてしまうのではないか…
なによりも、私の目の行き届かない所に娘を行かせることがものすごく不安だったんだ。
つまりコレって…
「私が不安」
だったんだよね。
未来のことについて「あ〜なったらどうしよう…」とか「こ〜なるに違いない…」と思いを馳せることってさ、全く意味がないんだよね。
だって、未来なんていくら気にかけたってわからないんだもん。
それは過去に思いを馳せることにも言えること。
それはわかっていた。
自分が「娘には無理」と『勝手に』決めつけていることも、わかりもしない未来に不安を感じていることも。
完全なる私のエゴだってこと。
でもね、体力のない娘を泊りがけで出すことは、「心」がどうのこうの…よりも身体を護るためには無理なのではないか。
何か在ってからでは、遅いし…。
と、グルグル考えていた。
でもね、娘の立場に立ってみたんだ。
もしお母さんに「大丈夫かなぁ。ご飯のこともあるよね。お友達にも迷惑をかけるかもよ。止めておいたほうがあなたのために良いんじゃない?」と不安な表情で言われたらどう感じるかな?
逆に、お母さんが「行ってきな!楽しんできなよ!」と笑顔で言ってくれたらどう感じるかな?って。
そんなの明らかだよね。
そして想い出したんだ。
「私は娘の全てを肯定する。そして、娘のやりたいことを全身全霊で応援する」覚悟をしたことを。
だから「行かせよう!」って腹をくくった。
大丈夫だ。
娘を信じよう。
自分を信じよう。って。
娘はね、ちゃんと私の葛藤を感じていた。
その証拠にこう伝えてくれた。
「全力で楽しむために、それまでに体力をつけたい。だからご飯を増やして行くね!」って。
そしてね、その通りになった。
そして迎えた遠征の日。
娘は朝ご飯用に、私の握ったおにぎりを持って行き、お昼は『コンビニ』のおにぎりを食べたんだって!
もう、私は驚き!
娘にとって、添加物バリバリのコンビニ飯は「悪」そのものだったから。
そして、夕ご飯はライブ終了後の遅い時間にご飯を食べに行ったんだって。
これまた驚き。
娘は夕ご飯は17:30厳守だったから。(これは今も継続中)
娘も、自分が自然にやれたことに驚いていたし、とても嬉しそうだった。
そして翌日は、7000円のうな重(高い!!)を食べて帰ってきました。
結果論ではあるけれど、本当に行けて良かった。
娘を信じた自分に感謝した。
心から信じて応援することって、本当に大切なことなんだなって。
娘が素晴らしい経験をしたことは、私の心からの幸せだった。
そして、娘を優しくし包みこんでくれたお友達にも、心から感謝だった。
娘を幸せな気持ちにしてくれて本当にありがとうって!
こうやって、娘が成功体験を積み重ねていくことで、娘は自分をより一層信じようになるよね。
本当に素晴らしい時間でした。