※※※あらかじめお伝えしたいこと※※※
現在の娘は、栄養士さんからの食事指導に基づいた内容の食事を摂っております。
食事に関して、不安を感じることがあるものの、日常では規定の食事を楽しんでおります。
外食に関しては、自宅での食事を調整することで楽しんでおります。
これまでのブログで言葉足らずのことが多く、疑問を持たれる方もおられたと感じます。
ブログでは、詳細を書いていないこと、書き忘れることも多々ございます。
ご気分を害されることも在ると存じます。
その節は申し訳ございません。
言葉足らずではございますが、お読みいただいている方々がおられること、とても感謝しております。
ありがとうございます。
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私が自分と向き合うことを始めてから、娘の心の状態は急速に本来の娘の状態に戻り始めました。
それに比例して、食事量も増えていきました。
でも、摂食障害を症状を持っていない私でさえ、日によって落ち込むことって在ります。
皆様でも、多かれ少なかれ在りますよね。
なんかイライラしちゃうときとか。
だから、娘も気分が落ち込むことが在りました。
これからだって在ります。
娘がこんな状態になったとき、私がやっていることを今日はお伝えさせていただきます。
娘が落ち込んでしまったとき、今までの私は一緒になって落ち込み、落ち込み続けました。
今、娘が落ち込んだとき、もちろん一緒になって私の気分も落ち込みます。
落ち込んで良いんです。
けれど、短時間で済ましています。
まず大切にしているのは、落ち込んでいる自分の感情に共感すること。
「辛そうな態度を見たら、こっちも辛くなっちゃうよね。」という風に。
そして、私は今、どんな感情を感じているのかな?と、自分の心の声を聴くんです。
「辛そうな態度を見てこっちまで悲しいよ。」とか「辛そうな態度見せられてムカついてしまっている自分が悲しい…。」とかね。
そして、その出来事は必ず最善の出来事になるための贈り物だ!と想い出します。
そして、この出来事の良い面ってどんなことかな…って探します。
落ち込んでいるのは娘。
私とは違う。
と、娘と自分に境界線を引いています。
娘は、私の胎内から生まれてきたけれど、生まれ出た瞬間から別人格。
だから放っておけ、というのとも違います。
もちろん、落ち込んでいる娘に寄り添ってあげることがとても大切です。
娘の場合、落ち込んでしまう原因として一番多いのは、献立がなかなか決まらない時でした。
食べたい物と、栄養素の「自分なりの」兼ね合いが上手く行かなかったりすると、2〜3時間もグルグルと考え込んでしまうこともあるみたいです。
例えば娘が「朝ご飯は決まったけど、夕ご飯の献立が決められなくて辛い…。」と言ったとき。
まず「そうなんだ。決まらないと辛いよね。」と娘の気持ちに『共感』することがファーストステップです。
今までの私の対応だと「でも朝ご飯は決まったんだから良かったじゃん。」とやってしまっていた。
一見、寄り添っている対応に想えますよね。
でもね、娘が「辛い」と感じているのは、朝ご飯が決まったことと違いますよね。
夕ご飯が決まらないことが辛いんですよね。
だから、ここに共感するのです。
共感するとね、ちゃんと娘から何かしらの答えが返ってきます。
例えば「〇〇を食べたいんだけど、それだと糖質が足りないの。」とかね。
そうしたら、そのことについて一緒に考えてあげれば良いんです。
そのとき「じゃあ、〇〇は?」という対応も違うのかな。
これは、コントロールにつながりますからね。
だから「私は〇〇だったら糖質があるから良いんじゃないかな、って感じるんだけど?」
と、あくまでも『私個人の意見ですけど、どうですか?』という言葉がけをしています。
そうすると、娘から「それだと△△だからなぁ…」とか「それなら良いかも!」という答えが自然と出てくるんです。
この献立に関する娘との問答はね、もう飽きるほどやりました。
それこそ毎晩のように繰り広げられることがあったなぁ……。
毎回、必ず2人が納得する答えを導き出していたのだけれど、翌晩、再び同じ問題を娘は吐き出してくるんだよね。
さすがに「今日もか…。」とげんなりすることもあったし、なかなか落とし所が見つからなくって2〜3時間くらい「あーでもない、こーでもない」ってやっていた夜も何度もあったなぁ……。
2人とも泣きながらね。
でもね、そのとき感じていたのは「私の中にまだ、不安や恐怖、迷いが残っているんだな。それを娘が見せてくれているんだな。」って、もはや修行の境地で向き合っていたんだ。
大切なのは、娘と向き合い切ること。
娘がニッコリ笑って「スッキリした。ありがとう。」と言うまで、とことん向き合い切る、ということを、いつもモットーとしている。
じゃないと、私がモヤモヤしたまま寝ることになっちゃうから。
寝るときは絶対に「今日も幸せをたくさん感じました。私、ありがとう。大好きだよ。」と言って眠りにつくって決めているから。
これを続けていたらね、ある日、この問答がピタッと止まった。
もちろん、今後、またこの問答が始まるかもしれません。
でも、私はどうすれば良いかがわかっているので、大丈夫だという自信がある。
今、お子様の状態で苦しい気持ちを抱えておられるお母様。
苦しんでおられるお子様と向き合うことって、すごく辛いことだと感じます。
だって、いくら自分の愛する子どもであっても、辛い気持ちや苦しい気持ちを聴くのって嫌ですものね。
でもね、ここを避けていたら、お子様は抱えている苦しみや悲しみをどこに吐き出したら良いのでしょうか?
それは、拒食症状、過食症状、不登校、自傷などという行為に向かう可能性があります。
私の娘の場合は拒食症状ですね。
お子様はそんなこと望んでいますでしょうか?
違います。
大好きなお母さんに聴いてもらいたいのです。
お子様の苦しみに向き合うことは、ものすごくシンドいことだとわかります。
でもね、お子様の苦しみに向き合うって、結局自分の心に向き合うということなのです。
そこから目を背けて、蓋をしていたら、状況はずっと同じ、もしくは悪化すると私は感じます。
お母様が、お子様と向き合う覚悟を決めるには、まずはご自分と向き合うこと。
自分との向き合い方は、たくさんの方法が在ります。
そして簡単に知ることができます。
ぜひ、ご自分で「やってみよう。」と感じた方法でやってみて欲しいです。
大丈夫です!
人間ってすごいですから。
自分を信じて大丈夫です!!
絶対に絶対に、状況は好転します!!