※※このブログは、昨年の10月頃のことを書いています※※
娘が食事量を増やす決断ができなかった理由の1つとして「過食症になってしまうのではないか…」ということが在った。
娘が独自で調べた結果……
『拒食症を克服するには過食症はつきものだ』
という偏った知識をインプットしてしまったからだ。
だから、食べることが怖かった…と娘は教えてくれた。
確かに、拒食脳が緩んでくると、過食脳に支配されてしまうことは多い。
ただ、これは根本的な部分へのアプローチが未熟だったからなのではないか、と私は感じる。
摂食障害の根本的な原因は心。
食べられるようになったけれど、心は悲しみを抱えたままであったら、本質的な克服・完治とは違う。
心の苦しみを抱えていたら、いつか再び自分を傷めつける行動を始めてしまうのではないかな。
だから私は、表面に現れている娘の行動、つまり「食べること」に意識を向けるのではなく、「娘の心がどうして欲しいと伝えているのかな」
と、いつもいつも意識していた。
今、苦しみを抱えておられるお母様へ。
私が、娘の心の声に意識を向けるために行っていた具体的な行動をお伝えさせていただきます。
まず、娘が何か言葉を発したら、何をしていてもすぐに娘の側へ行って、身体中で話を聴きました。
どんな内容でもです。
もしもお子様が思い詰めた表情で「お母さん、あのね…」と言ったら、お母様はすっとんで行ってお子様のお話を聴きますよね。
これ。この行動をどんな話であってもやるのです。
例えば「今日、帰り道にさぁ…」とか軽い感じの内容でも。
だから、娘はたまにひいてました。
「えっ…そんなすごい内容じゃないんだけど…」ってね。
でもね、娘は嬉しかったと想う。
「お母さんは、私の話しを真剣に聴いてくれる。私は愛されているんだ。」ってね。
ですから、お子様のお話を全身全霊で聴いて欲しいです。
これは、あなたとお子様の絆を確実に深めてくれると私は感じています。