担任の先生が、娘の理解者となった数日後、娘の所属しているチア部の先生からの呼び出しがあったそうだ。
娘の体力は底を尽きていたので、踊ることもままならなかったし、頭の回転も鈍っていたので、ダンスを覚えることも難しくなっていた。
そのため、娘は先生に絶対に怒られる…と覚悟していたそうだ。
だが、それは杞憂だったんだ。
ここにも娘の理解者がいたんだ。
先生(若い女性の先生)が伝えてくださったことは…
娘のことをとても心配している。
部活中は、一番最初に娘を見てしまう。
とにかく「あなたに幸せになって欲しい」。
と、泣きながら伝えてくださったそうだ。
娘も泣きながら聴いた、と教えてくれた。
娘は本当に恵まれている。
幸せ者だ。
本当にありがたかった。
娘には、こんなにも素敵な味方が二人も学校にいてくださることを知って、どんなに心強かっただろう。
〜〜〜そこから数日後のこと〜〜〜
娘は「髪型が決まらないから学校を休みたい。」と、登校ギリギリに言った。
私はとても驚いた。
娘が『学校を休みたいことを私に伝えてくれた』ことが!
真面目な娘だから、そんなこと私に伝えるなんて、今までなら考えられないから。
そして、昔の私なら確実にパニック状態。
「不登校になってしまう…!!」ってね。
でもその時の私は、娘に「あなたは頑張ることを手放したんだね!すごい!」と素直に感じ、そしてそれをすぐに伝えたんだ。
心からそう感じたから。
確実に、娘の心に変化が起きている、そう確信した。
と、今日、この「学校を休みたいと伝えてくれた娘」を題材にしよう思っていた矢先、学校にいる娘から「ちょっと心が辛いから帰りたい。」というメッセージが届いた。
なんというタイミング……。。
もちろん私は…
あなたの人生なのだから、自分がしたいようにして欲しいこと
私はあなたの選択を全て認めること
大切な人生だからしたいようにして欲しいこと
を、娘に伝えた。
早退した娘とはカフェで待ち合わせた。
娘はすっきりとした表情でニコニコして現れた。
今現在、娘はある程度の食事量は食べています。
今は、食べることへの怖さや不安を完全に手放すことを挑戦し続けています。
娘は、不安になってしまうことが今でも在るのですが、私はそんな娘にどーーーんっと寄り添う母となりました。
不安になってしまう気持ちに共感し、それでもあなたはよくやっている、ということをいつもいつも伝え続けています。
そして、どんなあなたでも心から愛していることを、いつもいつも伝え続けています。
ただ、こうしてやり続けること。
私は、私が幸せに感じること、心地良く感じることをやり続けること。
それが私の生き様だっ!って確信しています。