娘の推薦入試日まで2ヶ月を切っていた。
お医者様からは、内科では規定体重となった時点で終了となり、その後は精神科に転科する流れになる、と伝えられた。
(救急で運ばれたときは摂食障害とはわからなかったので内科に入院しました)
規定体重になるためには、今の食事の進め方だと最低でも3ヶ月以上はかかる、とも伝えられた。
つまり、完全に推薦入試に間に合わない…ということ。
娘の食事は、3日間完食するとカロリーアップする、という方法だった。
娘は順調にカロリーアップをして行ったのだが、この進め方だと規定体重になるには時間がかかりすぎるのだ。
でも私は絶対に娘を推薦入試に行かす、という覚悟をしていた。
娘だってそうだった。
私たちの覚悟を実現させるために、私たちがやれることが在るとするなら…
娘は、病院で出して頂く食事を完食すること。
私は、娘の心に寄り添い、娘の側にいて娘の全てを肯定すること。
私たちは、高校入学を信じ、そして自分を信じて毎日を生きていたんだ。
娘は、何度も辛い気持ち、悔しい気持ち、悲しい気持ち、不安な気持ちに押し潰されそうになっただろう。
それを想うと、今も胸が苦しくなる。
心の苦しみが残っている状態で、ご飯をたくさん食べること…
1日1時間の座位以外は寝た状態で過ごすこと…
お手洗いはベッドの横で、看護師さんに見られながらすること…(倒れる心配があったからと、食べ物を隠して捨てることを防ぐため)
入院してから1度も髪を洗っていないこと…
大好きなスキンケアができないこと…
自慢の髪をとかすことができないこと…
私と手をつなぐこともできないこと…
娘は本当に良くやっていた。
私も本当に良くやっていた。
今、お子様の状態で苦しんでおられる方がいらっしゃっるのなら、まずはご自分のことを大切にして欲しいです。
お子様の苦しみは、あなたご自身の苦しみを映し出しているからです。
あなたの心が苦しい、辛い、悲しい、不安、と叫んでいるのです。
ご自身を責めることは違います。
あなたは、お子様が心から大切だから、お子様に意識が向きすぎてしまっているだけです。
まずは、お子様のことではなく、ご自身のために、ご自身が嬉しく感じることをしてあげてください。
空を見上げて「キレイだな」と感じる
ワンちゃんを見て「可愛いな」と感じる
スイーツを食べて「美味しい」と感じる
時刻11:11を偶然見て「ラッキー」と感じる
ほんのちょっとしたことに楽しみや幸せを感じることで、お母様の心に少しのゆとりが現れます。
すると、そのお母様の在り方を、お子様はすぐにキャッチします。
そして、自分も楽しんで良いんだ、幸せって感じて良いんだ、という気持ちになるのです。
お子様の心を救うためには、まずはお母様から幸せを感じることなのです。
※※※こちらのブログでお伝えしていることは、私が実践し「良かった」と感じていることを書かせていただいております。
私は専門家でも、カウンセラーでもありません。
ただ、私が実際に行ったことをシェアしたいという気持ちで書かせていただいています。
そして、このシェアがどなたかの救いになっていたら良いな…という気持ちです。
私のシェアについて、不愉快な気持ちにさせてしまっていたらごめんなさい。
私には、私の信じていることがあるのと同じく、皆さまには皆さまの信じていることがあります。
私は私の信じていることを発信していますので、どうかご了承ください。※※※