まあ、いろんなことがあった日だこと。 | 素敵な人に会いました

まあ、いろんなことがあった日だこと。

夕方のニュース番組を見ていたら、次々と目まぐるしく入ってくるニュースの数々に、本当に目まぐるしくなってしまいました。

まず最初は、韓国の朴槿恵大統領の弾劾裁判の件。

デモ隊と機動隊の衝突や、弾劾反対派の悲痛な叫びが生々しく映し出されていました。

それに割って入るように、森友学園が推進していた小学校の認可申請を自ら取り下げることにした学園理事長 籠池氏の記者会見。

なんだか、最初から最後まで、「自分は社会とマスコミの被害者」の立場を愚痴のように訴え続ける姿に、辟易しました。

そんな会見が果てしなく続くように思われたところに、またまた割って入った安倍首相の、自衛隊PKO部隊の南スーダンからの撤退を報じる記者会見。

どれを取ってもトップニュース級のニュースが同時進行で三つ報じられる事態に、こんな日があるんだなあと思いました。

それにしても、韓国の皆さんは、ローソクデモから弾劾裁判、朴大統領罷免の展開を、「これぞ、真の民主主義!」「民衆の勝利!」と信じ込んでしまうのでしょうね。

本来だったら、選挙民が与えた大統領任期は5年。その権限を、民衆デモの力で取り上げることができる。

デモから始まる弾劾裁判、大統領罷免の流れを、伝家の宝刀のように思い込んでしまうでしょう。

今回、韓国歴史上はじめての大統領罷免でしたが、「それができる」と知ってしまった以上、韓国の人たちは、これからも何度も繰り返すことになるでしょう。

それは間違いなく、民主主義の敗北なんですけどね。

他の国ではあり得ない、脆弱な選挙制度、無責任な政治が、繰り返し展開されることでしょう。

朴槿恵大統領の罷免を決定 韓国憲法裁 5月にも大統領選へ