先日のことです。
オンラインのセミナーで
「誰から話を聞くか?」
の重要性について少し踏み込んだ話をしていました。
結構難しく、怪しい話なのでブログでは控えておきますがw
とても簡単に、あまり怪しくない角度でお伝えしておくと、
まず、僕たちは自由意志はあると思うけど、
「本来の方向性」というものがあると思っています。
例えばわかりやすく、
あなたの本来の方向が「北」だとした時に、
あなたのメンターは「東」に進むことが良いことだと思っているとしましょう。
そういう時に、本来のあなた的には「東」に進んでいることは間違っていて方向転換が必要なんだけど、その人からは「あなたやっと道に辿り着いたね」的なことを言われます。
そして、そのまま「東」に進んでいると、
「すごく良い調子だよ。どんどんよくなっている」
と言われます。
そして、あなたが自分の本来の方向である「北」の方に向かうことが出来始めると、
「あなた間違っている。せっかく良い方向に進んでいたのに勿体無い」
みたいなことを言ってきます。
そして、また「東」に進み出すと
「良くなった!その調子!」と褒めてくれます。
で、、、、
きっとあなたの現実的な人生はほぼ変わることなく良くはなっていないと思います(笑)
(無理矢理良くなっていることを探すことは可能だとは思うけど)
でも、自分が憧れていたり、社会的に成功しているような人に「良くなっている」と言われると承認欲求満たされるし、安心できるから、そちらが「正しい」って思ってしまいますよね。
じゃ、これをちょっと置き換えてみると、
あなたの本来の方向が「お金をしっかりと稼ぐこと」だとした時に、
あなたのメンターは「清貧」であることが良いことだと思っているとしましょう。
そういう時に、「お金をしっかりと稼ぐこと」が方向性のあなたが「清貧」になろうとしていると、本来のあなた的には進んでいる方向は違うので方向転換が必要なんだけど、その人からは「あなたやっと道に辿り着いたね」的なことを言われます。
そして、そのまま「清貧」の道に進んでいると、
「すごく良い調子だよ。どんどんよくなっている」
と言われます。
そして、あなたが自分の本来の方向である「お金を稼ぐ」の才能を使うようになってきたり、しっかりと豊かになって、自分も周りの人も幸せにしようとしだしたり、
ビジネスの良い流れや、豊かさのスイッチが入るようなことが起きると、
「あなた間違っている。せっかく良い方向に進んでいたのに勿体無い」
みたいなことを言ってきます。
そして、それを採用して「お金、ビジネス、豊かさ」のエネルギーを削がれると、
「良くなった!その調子!」と褒めてくれます。
そして、きっとそのメンターは
「清貧」から違う方向に行った人をディスったり、
しっかりとお金を稼ぐ方向にいった人がどれだけ人生悪くなったかを(悪い例だけピックアップして)話したりもするでしょう。
それは聞いたあなたは、
自分も悪口言われてしまうかもしれない。
自分は嫌われたくない。
相手の期待に沿った自分でありたい、みたいなものもあって、
北に行くべき人間が東に進み続けたり、
お金を稼いで回すことがお役目な人がその才能を活かせずに清貧ロードを進み続けたりするのです。
これは誰が悪いわけでもなくて
「価値観の違い」
ってだけなんですよね。
きっとあなたのメンターも「あなたの為」をすっごく思ってくれています。
ただその時に
その「あなたの為」は、
「その人の価値観に沿ったあなたの為」だということを忘れてはいけない。
どんなにフラットで中庸な人でも必ずその人の価値観、フィルターはありますからね。
東が幸せだと思っている人はあなたに幸せになってほしいからなんとか東に向かわせようとします。
清貧が幸せだと思っている人はあなたに不幸になってほしくないので全力で清貧に向かわせようとします。
そして、ここで面白いのが、
例えば、あなたが信頼している人が「お金儲けが悪」だという価値観を持っていて、
あなたがその人の話を聞いていると、本当に「お金儲けが悪」な現実を作って、お金儲けをしていると悪いことが起きるようになってきたりするのです。
(少なとも自分とメンターの間にはその現実が作られるのです)
するとメンター側から見ると地獄に落ちていっているように見えるので救おうとするし、自分も地獄に落ちていっている感じがあるので、救ってもらってありがたく感じる。
そして、ますます清貧の道が正しいものという現実があるんだけど、
それはお互いが合意の上で作った現実になるんだよね。
でも、自分の才能はそこにないから、才能は発揮されないし、きっと楽しくないし、イキイキもしないし、シンプルに苦しいと思います。
でも、その道こそが自分の道だと錯覚するような現実が作られ続けるのです。
もちろん、逆に、本来の道が清貧な人がお金儲けをしようとすると苦しいわけで、
それが自分の道だと錯覚する現実を作っている人もいるということですね。
だから、
「誰の話を聞くかで自分が生きる現実がそのものがリアルに作られていく」ってことなんだよね。
ちょっと難しいかもしれないけど、
ポイントとしては、
「自分が自分のことを知っていること」が何よりも大事で、
その価値観に沿った人はとても貴重な存在になるということです。
自分が本来の道を進んでいると、
「その方向あっているよ!」
と言われるか、
「その方向間違っているよ!」
って言われるかで自分の人生が大きく違うのってわかりますよね?
その違いは、
そのメンターの能力でも人間性でもなくて、価値観が最も影響を与えるものなのです。
簡単に説明するとこんな感じで、
これがメンター選びなどで「誰から話を聞くか?」が大事だよ〜って話しているもの
もうちょっと踏み込んだ話になります〜
昨日はおでいとでした。
椎原 崇
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