ビジネスを長年していると、
成果が出る人と成果が出ない人の特徴がわかってきます。
「実力」や
「経験」や
「センス」や
「才能」などももちろん大事なのですが、
これらを高いレベルで持っていてもあまり成果につながらない人もまあまあいると思います。
「なんでこの人がうまくいないの?」
って人もいれば
「なんでこの人がうまくいってんの?」
って人もいることでしょう(笑)
もちろん色々な要素はあるにしても
多くを占めるのが「対象」だと思うんですよね。
実力があるのに成果が出ない人は
かなりの確率で対象が間違っています。
要は、自分が得意でないような人たちを相手にビジネスをしている傾向にあるんですよね。
逆に、実力がアレなのに成果が出ている人は
対象はドンピシャな人を相手にしていて、ちゃんとその人たちに向けたメッセージ、価格設定にしています。
この「自分が得意とする人たちを相手にする」ことってすげー大事なことなのですが、ここを疎かにしてしまいがちなのです。
これを例えに出すのはどうかと思うのですが、、
わかりやすいと思うので。。。
世の中には人を騙すような悪いやつもいます。
「振り込め詐欺」的なものだったり、
粗悪品を高額で販売したりとか、
もちろん、そんなことをやってほしくはないのですが、
冷静にこの人たちを見てみると、
サービスが粗悪品だったり、そもそもサービスそのものすらないのにお金を得ているってことですよね。。。
これは、騙すのがうまいとかもあるかもですが、
僕は一番は「騙される人に向けてやっている」ってことを徹底しているのだと思うのです。
だって、普通に考えて「振り込め詐欺」とか「オレオレ詐欺」とかって、
ほとんどの人は騙されないと思うし、
たまに迷惑メールとかで送られてくる「あなたは3億円に当選しました。これ受け取るにはこちらから、、、」みたいなメールないですか?(笑)
あのメールを見ても「こんなのに騙されるやつおらんやろw」って思うかもしれないですが、それで騙される人達はいるのです。
で、ここで詐欺の人は
ほとんどの人からは「こんなので騙されないだろw」って思われたり、バカにされるのはわかっているのですがそれを改善しようなんて思っちゃいなくて、
「騙されない人を騙そうとはしていない」のです。
あの意味わからんメールは騙される人のみに向けてメッセージを送って、それ以外からはどう思われてもいいって感じだと思うんですよね。
もちろん1ミリも褒められた事ではないのですが、
対象を自覚してそこに対してメッセージを送っていると、
詐欺でもお金になってしまうくらいパワフルなことってことなんです。
だって普通に考えて、ちゃんとしたビジネスをしてもお金にならない人がいるのに、
粗悪品とかサービスがないのにお金を得られるってあり得なくないですか?
そんな、詐欺みたいなものであってもお金を手にしたりする人がいるのであれば
真面目にビジネスをやっているあなたがお金にならないわけがなくなくて、
それがいいものであったり、誰かの役に立つようなものであれば、豊かにならないわけがなくない?
もし、あなたが、いいサービスを提供している自信があるのに
イマイチ成果がついてこないのであれば、
あんまり得意ではない人達をお客さんにしているかもしれません。
自分が得意な層って変わるので、
昔は得意だったけど今はうまく付き合えなくなったりうまく提供できなくなったりとかもあるだろうし、
得意だと思い込んでいる不得意な場合もあるからね。
実力つけることも大事だけど、
得意な人に向けてやることも大事だよ。
ここは疎かにしちゃいかんぜよ。
椎原 崇
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