僕が起業に関してアドバイスを求められたときは、
ほとんどの場合で「できるだけ価格は上げた方がいい」と言います。
その理由はたくさんあって、ビジネススクールやらで説明しちらかしているのでそちらをみたり、学んだ人に聞いてみたりして欲しいのですが、
その時によく言われることが、
「価格を上げる怖い」
と
「どのくらい上げたらいいのかわからない」
と言うことです。
これは、ビジネスモデル的なことと、自分のお金の器を広げるためのことで違うのですが、
今日はお金の器を広げる視点で考えてみたいと思います。
自分のお金の器を広げるのは、
自分のセルフイメージに対して「ちょっと高い」「ちょっともらいにくい」くらいの
リアリティのある価格設定が大事だと思っていて、
いきなり自分のセルフイメージを高く高く超えてしまう価格設定ではほぼうまくいきません。
なぜなら、自分でブロックしてしまうものだからね。
一時的に奇跡的に売れたとしても、ほぼ間違いなく「やっぱりダメだった」と思わされる状態に戻ります。
「豊かさは慣れていくもの」なので、
いきなり自分のセルフイメージを超越しすぎると多くの場合うまくいかないのです。
例えば、
パスタを食べに行ってエルメスのお皿で出てくると
豊かな気持ちになってより美味しく食事ができるかもしれないけど、
パスタを食べに行って人間国宝の人が作った２億円のお皿でパスタが出てきたら、、、
正直「やめてくれ。。」って思うよね（笑）
味なんてわからないし、フォークがお皿につかないようにするし、
なんなら「安いお皿に変えてもらえませんか？」とかお願いしちゃいそうじゃない？（笑）
「自分の豊かさの感覚を超越したものって豊かさを感じなくて負担に感じる」ので
その状態を避けようとするものなのです。
そして、超越した目標を持つこと自体
単純に目の前のやるべきことから目を背ける抵抗だったりするから、
特にお金の器は広がってない状態で入ってきちゃうと、
歪みを起こしやすいから、
ちょっとづつ広げていくことをオススメします。
ちょっと怖い金額をもらう
ちょっと怖い金額を払う
そんなことからスタートしてみるといいかもです＾＾
椎原 崇
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