「さすが!!良い物を選びますね」
と、花屋の店員さんがよく褒めてくれます。
うちの近所では毎週日曜日に「マルシェ」が開催されていて
色々なお店が出店されるのですが、
その中で毎週同じ「お花屋さん」が出店しています。
僕は毎週日曜日になるとそのお店にいって、
毎回ユリを購入するのが習慣になっているのです。
当然、毎週お店に行って、毎回お花を買っているので、すっかり店員さんと顔なじみになっています。
きっと店員さんは心の中で僕のことを「ユリの人」とか、そんな感じのあだ名で呼んでいることと思います(笑)
僕は常に家に花がある方が好きなのと、
その花屋さんのユリの質がめっちゃいい!と嫁が言っているので僕が買いに行っているだけなのですが、
この日も、フラフラとマルシェ会場へ向かい、
適当にユリを2本持って「これください」とその店員さんに渡しました。
すると
「さすがですね~~!!」
「慣れている方は良いものを選ぶ!!」
みたいな事を言われてクソベタ褒めさられましたw
しかし、実は僕はそんなに花に興味があるわけではありません。ええ。(どーん)
まあ、好きではありますが、
花の「良い状態」とか「悪い状態」とか全然わからないし、
花の種類とか名前とかもよくわかっていません(笑)
でも、こんなに毎週毎週決まって花を買いにくるので、
店員さんから見ると「こいつめっちゃ花が好きに違いない!」と思っていることでしょう(笑)
だから「お客さま、花お好きですよね~」みたいなノリで
「花がめっちゃ好きな人」に話すような感じで僕に話かけてくるのです。
そうなってくると不思議なもので、僕もそんなに興味があるわけじゃないのに、
「めっちゃ花が好きな人」を演じようとする自分が出てきたりするんだよね(笑)
このように、「あなたってこーゆー人だよね」って他人から勝手に決めつけられるとなんかそーゆー自分を演じないとイケナイようになる感覚。
こんなことってよくありませんか?
「あなたは良い子だから」っていつも言われていると、
なんか良い子でいないとイケナイような感じなったり、
「あなたは優しから」って言われていると、
人に優しい自分をついつい演じるような感じになったりとか、
そんな感じのヤツ。
でも、そんな風に相手が勝手に思っている通りの自分になろうとするのは
顕在的にも潜在的にも鬼クッッッッソストレスを感じるよね。
そして一番の問題は、
「相手の期待通りの自分」じゃないと、愛されないんじゃないか?
と無意識で信じ込んでしまうことなのです。
実際はそんなことは全然ないんだけどね。。
だから「あなたは良い子だから」って言われていても
全然良い子のフリする必要なんかなくて、
「あなたは優しいから」って言われていても
ブラックな自分を出しちゃっても全然よくて、
「君は器が大きいよね」って言われても
ペットボトルのふたレベルの小さな器の自分を晒してもよくて、
「あなたは真面目だから」って言われていても、
ドエロでドスケベでド変態な自分でいいんです。
人の期待に応えることが人生の目的じゃないし、
人の期待に応えなくたってあなたは愛されるんだ。
そんな「期待」は華麗に裏切っちゃいましょう。
そして、その「他人の期待に応えない自分」を、
あなた自身がめっっっちゃ愛してあげるのだ(ᵔᴥᵔ)
椎原 崇
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