昔、救急車で運ばれた時のはなし。
その当時は、パチプロをして生活をしていました。
まだ、パチプロを始めてそんなに経っていない時だったので
まだまだヘタクソ。
そこそこの収入はありましたが、
まだ安定して勝つのは難しくて、お金もない時期でした。
その時、僕は一人暮らしをしていたのですが、
あまり食費がかからない人で、
「白ご飯」と「生卵」さえあれば
「卵かけごはん」が食べれて大変満足していた時期です。
(実は、これは今でもあまり変わっていないが。。。)
で、「若かりし日の無知」とは恐ろしいもので、
ご飯を炊くときって、
炊飯ジャーの中にお米と水をセットするのがクソ面倒じゃないですか。
めっちゃお腹空いているときに、そんなクソ面倒なことやりたくないじゃないですか。
だから、僕はあらかじめ、炊飯ジャーにお米にお水を入れて、
あとは「炊く」ボタンを押すだけの状態をセットしていたのです。
で、その時、食事に誘われたり、仕事(パチプロ)が忙しかったりと、
色々と用事が重なって、
2、3日ほど炊飯ジャーの中でお米が水に浸された状態で放置されていました。
そして、2、3日後に「炊く」ボタンを押して、食べたのです(怖)
もちろん
「放置していたけど食べれるんかな。。。」
と不安はありました。。
が、、、、、、、
「まあ、大丈夫でしょ(・∀・)」
と、よくわからない自信とともに、「炊く」ボタンを押しました。
「早炊き」を設定していたので
30分ほどで出来上がりの「ピローリン♪」的な音がなりました。
「おぉー!出来た♪めっちゃ腹減った~~」
と思いながら炊飯ジャーを開けてみると、、、、、、
どうも変な匂いがする。。。。
「ちょっとおかしいな~~」
と思いながらも、
クッッソお腹が減っていたし、
「まあ、大丈夫でしょ(・∀・)」
というよくわからない自信もあったので
そのまま食べました。
すると、2時間後くらいには、
マジで死にそうな状態になっていました(苦笑)
寒気と下痢と嘔吐と発熱で
本当に死ぬかと思った。
「やばい。。このままじゃ、マジで死ぬ。。。。。」
って思い、一人暮らしだったので、
自分で「119」に電話をして救急車を呼んだのです。
「あの、マジで死にそうなんですけど、、、」
みたいな事を言って、
覚えていないが、いくつ会話をして、
「動けるうちに玄関の鍵はあけておてくれ」
と言われて、すぐにあけて、そのまま倒れるようにねていました 。
すると、救急隊員の方達が入ってきてくれて、
そのまま
病院⇒入院
となって、1週間くらい入院していたと思います。
もちろん、原因はその「白ご飯」(笑)
病院先生や看護婦さん、
お見舞いに来てくれた親、友人
心配して電話をくれた親戚、兄弟、友人、
ほぼ全員から、
「何でそれ食べたの?」
と、ごもっともな事を聞かれました(笑)
あまりに何度も「何で食べたの?」って聞かれるので、
それに答えているうちに、僕は「あること」に気が付きました。
当然、「そのご飯」は、僕がお腹が減っていない状態だったら
そのまま捨てていたと思います。
でも、クッッッッッソお腹が減っていたから、そんなものでも「大丈夫でしょ」って
理由をつけて食べたんだって。
これは、のちに起業して、経営者として複数の飲食店やコンビニを経営するのに
めちゃめちゃ役に立つ視点だった。
商品が売れる。
ビジネスがうまくいく。
これらに一番必要な要素って、
「めっちゃ良いサービス」ではなくて、
「お得感のある価格設定」じゃなくて、
「お腹が減っている人達」なのです。
そう、マーケットなのです。
みんながお腹が減っている状態であれば、
例え、美味しくない弁当を売っていたとしても絶対売れます。
逆に、みんながお腹いっぱいの状態であれば
どれだけ美味い弁当を売っていたとしても売れないのです。
「良いもの」を提供する事は、
もちろん大事な要素で不可欠なことなんだけど、
まずは「マーケット」。
人は、
「良いもの」
よりも、
「欲しいもの」
が一番欲しいのだと。
そんな商売の基本となることを知ることができたし、
「自分で自分の救急車を呼ぶ」というレアな体験もできたのであった(笑)
椎原 崇
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